彼方紗夜さんは、オパール文庫とティアラ文庫で作品を発表しているTL作家です。
口コミでは、素直で健気なヒロインと、紳士的なのにヒロインにだけ独占欲を見せるヒーローが評判で、読後感がよいという声がよく見られます。
口コミから見える作風
想いを抑えるヒロインの切なさ
身代わりとして違う名前で呼ばれながら気持ちを抑え込むヒロインや、相手を不幸の道連れにしたくないと悩む王女など、想いを隠すヒロインの切なさが胸に迫ると評判です。
ヒロインに傾いていくヒーロー
クールだったヒーローが、ヒロインのまっすぐな想いに余裕をなくしていく過程や、長年秘めてきた想いを打ち明ける騎士など、一途なヒーローが魅力です。
ヒーロー視点の場面も好評でした。
しっかりした物語の組み立て
貴族間の思惑や事件、王女の巻き返しなど、恋愛だけでなく物語の筋もきちんと組み立てられていると評判です。
おすすめの作品
身代わりのきみに、また恋をした (彼方紗夜)
ポイント 従妹の身代わりで出たお見合いの相手は、初恋の人だった
そっくりな従妹の代わりにお見合いに出た美咲。相手の御曹司・柊哉は、なんと五年前、母を亡くしたばかりの美咲に温かい言葉をかけてくれた初恋の人だった。偽りの婚約者として付き合ううちに想いは募っていくけれど、自分は今だけの身代わり。切なさに苛まれていたある日、彼が突然、美咲の本当の名前を呼んで……。
基本情報
| 著者 | 彼方紗夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/05/01 |
| ページ数 | 282ページ |
| 評価 | 3.7 |
| スコア | 76 |
口コミ
- 違う名前で呼ばれながら想いを抑え込むヒロインの切なさと、本当の名前を呼んで迫る場面にうるっときたという声が多くありました。
- 紳士的なのに独占欲をむき出しにするヒーローが素敵で、お互いに初恋だったとわかる読後感が良いと評判です。『きみに恋するつもりはなかったのに』と合わせて読むのもおすすめです。
- プロローグの婚姻届の経緯など、説明が足りず混乱したという声がありました。
- 身代わりの事情に無理があり、入り込めなかったという意見もあります。
きみに恋するつもりはなかったのに (彼方紗夜)
ポイント 政略結婚から始まる恋。『身代わりのきみに、また恋をした』のスピンオフ
二十歳以上も年の離れた佑と、政略結婚をした旧財閥のお嬢様・藍華。出会った日から惹かれていた彼と一緒にいられることがうれしくて、素直な想いを伝え続けていたら、クールだった彼の態度が一変して――。『身代わりのきみに、また恋をした』のスピンオフです。
基本情報
| 著者 | 彼方紗夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/01/28 |
| ページ数 | 282ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 素直で健気、相手を思いやって決して押しつけないヒロインがとにかくいい子で、これで落ちない男はいないという声が多くありました。
- 復讐のために生きてきたヒーローの壮絶な過去が明かされ、年上の余裕がなくなるほどヒロインに傾いていく過程に胸を打たれると評判です。最後のヒーロー視点も好評でした。
- ここまでの年の差や、息子の元お見合い相手と結婚する設定が受け付けなかったという声がありました。
- ヒーローの過去が重く、報われなさに腹が立ったという意見もあります。前作と合わせて読むのがおすすめです。
ただ貴女に触れたくて 護衛騎士の秘めやかで蕩ける情熱愛 (彼方紗夜)
ポイント 追放された王女と、どこまでもついてくる護衛騎士
身に覚えのない罪を着せられ、追放されることになった王女サラ。流刑地へ向かう旅路には、護衛騎士のリオウがついてきてしまいます。いつも自分を助けてくれた彼を不幸の道連れにしたくないのに、そばにいてほしいと願ってしまうサラ。「ずっと、俺だけの貴女にしたかった」――長年秘めてきた想いを打ち明けるリオウとともに、サラは王女として巻き返しを図りますが……。献身的な騎士との情熱的なロマンスです。
基本情報
| 著者 | 彼方紗夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/02/01 |
| ページ数 | 300ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 79 |
口コミ
- サラに盲目的なほどの敬愛を捧げるリオウと、遠慮なく物を言うナターシャの組み合わせが良く、最後まで暗くならずに読めたという声がありました。国を思い自らを律するサラも魅力的です。
はじめての一冊は
まずは『身代わりのきみに、また恋をした』を読み、続けてスピンオフの『きみに恋するつもりはなかったのに』へ進むのがおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
身代わりから始まる恋は身代わりもの特集でも紹介しています。
