墨と雪
警視庁の特殊犯捜査第二係に所属する篠口雪巳は、キャリアの黒澤一誠と、不本意ながら関係を続けていました。周囲からは物腰柔らかでスマートな先輩と見られている篠口ですが、その内側には危うさを抱えています。本性の読めない黒澤は、多忙の合間を縫っては篠口のマンションに通ってくるものの、篠口はその想いにまるで気づかず……。やがて篠口は、思いもよらない事件に巻き込まれていきます。平河寮シリーズの脇役だった二人を主役にした警察小説です。
基本情報
| 著者 | かわい有美子 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/01/01 |
| ページ数 | 259ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
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口コミ
良い点
- 機知に富んだ大人の会話が小気味よいという声が多くありました。洋梨を剥いてくれる、病室にクリスマスツリーを持ってくるなど、黒澤のさりげない愛情表現にニヤニヤしたと好評です。
- 中盤から篠口が巻き込まれる事件の展開にハラハラし、一気に読んだという感想がありました。シリアス多めの警察ものとして読み応えがあると評判です。
悪い点
- 痛い描写や犯人の嫌らしさに引いた、甘さが少なく重苦しいという声がありました。シリーズものと知らずに読むと登場人物が多くて混乱する、続きが気になる終わり方という意見もあります。
