その手は恋を拒めない
パリで出会ったある画家の絵に心を奪われ、その画家の生まれた国セルマへ留学を決めた榎本星流。異国の地で心細く暮らす彼に優しく手を差し伸べたのは、伯爵家の次男アレクだった。人目を引く美しさで浮き名を流す遊び人として知られるアレク。歪んだ恋愛観の裏で必死に愛を求める彼と過ごすうちに、星流は惹かれていく。けれどアレクは、自分になびいた相手の愛は信じられないと言っていて……。一枚の絵から始まる恋物語です。
基本情報
| 著者 | 森本あき |
|---|---|
| 発売日 | 2016/07/09 |
| ページ数 | 240ページ |
| 評価 | 3.0 |
| スコア | 78 |
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口コミ
良い点
- 二人とも翻訳小説のような丸みのある優しい話し言葉で、一緒に絵を見ているときの無意識の甘さが楽しかったという声がありました。最後までどう結ばれるのかドキドキしたと評判です。
- 表紙や口絵のイラストが美しいと好評です。遊び人のアレクがまっすぐで謙虚な星流に惹かれていく流れや、策士ぶりに振り回される星流の切なさが良かったという声もあります。
悪い点
- 両思いになるのがラスト数ページで、駆け足の告白で終わってしまい、結ばれてからの話をもっと読みたかったという声が多くありました。
- 話がすぐ脇道にそれる書き方が面倒に感じた、アレクの素行に共感できなかったという意見もあります。
