太陽はいっぱいなんかじゃない
物心ついた頃からただ一人を想い続けながら、触れることさえ許されなかった白州英知。その相手が別の人との未来を選び、すべてを捨てて議員として歩き出したものの、心は空っぽのままだった。そんな昼行灯を見過ごさなかったのが、有能な公設秘書・藤原四郎。遠慮なく英知の心の扉をこじ開けていく彼と、二人が手探りで見つける未来とは……。「ドリアン・グレイ」シリーズから生まれたスピンオフ作品です。
基本情報
| 著者 | 菅野彰 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/09/01 |
| ページ数 | 252ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 85 |
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口コミ
良い点
- 傷を抱えたまま大人になった英知が自分と向き合い、新しい一歩を踏み出すまでを丁寧に描いた真摯な物語だという声が多くありました。
- 感情論だけでなく言葉と事実を積み上げて英知に寄り添う四郎が好評です。遠慮なくものを言いながら支える年下の秘書が頼もしいと評判です。
- 永田町を舞台にした政治の描写に厚みがあり、コロナ禍も織り込まれていると評判です。シリーズ未読でも問題なく読めたという意見もあります。
悪い点
- 作者特有の持って回った心理描写や癖のある文体が読みにくかったという声がありました。
- 英知が沈み込んでいる期間が長く、読んでいて倦んでしまったという意見もあります。
