人形遊びのお時間
天才人形師の友人から、ある日突然、大きな紫の瞳に豪華なドレスをまとった等身大の人形を送りつけられた作家のガブリエル。人形を愛でる趣味などないと渋々預かったものの、人形のミレーヌは一日中椅子の上から動かず、食事も風呂も必要ないので安心して仕事に没頭していた。ところが雨に濡れたミレーヌが熱を出して倒れ、なんと生身の人間だったとわかる。しかも記憶を失っていて……。おとぎ話のような雰囲気に包まれた、不思議なBLです。
基本情報
| 著者 | 水無月さらら |
|---|---|
| 発売日 | 2017/12/01 |
| ページ数 | 256ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 79 |
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口コミ
良い点
- 人形のようだったミロが少しずつ人間らしくなり、ガブリエルと心を通わせて互いに変わっていく流れが丁寧に描かれていると好評です。
- 暖炉の炎の色や海の色、ドレスの質感まで目に浮かぶ描写と、時代のはっきりしない不思議な世界観が魅力だという声がありました。最後の最後で驚かされる、先の読めない展開も評判です。
悪い点
- 大きな出来事が少なく淡々と進むので、盛り上がりに欠けると感じたという声がありました。中盤の心理描写が平凡で、人形師エミールなどの脇役をもっと掘り下げてほしかったという意見もあります。
