ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱
実力も人気も兼ね備えた作家・白洲。ある晩深酒をした彼は、文壇きっての「おバカ作家」と呼ばれる伊集院宙人と一夜を過ごしてしまいます。およそ接点のなさそうな二人の関係は、そこから思いもよらない方向へ動き出して……。鎌倉の古い洋館で孤独に生きてきた白洲の過去と、彼を照らす宙人のまっすぐさを描く、「色悪作家と校正者」シリーズのスピンオフです。
基本情報
| 著者 | 菅野彰 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/09/01 |
| ページ数 | 254ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 86 |
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口コミ
良い点
- 意外な組み合わせなのに、読むうちに不思議としっくりくる二人だと好評です。おバカに見えて人の本心を察する宙人の明るさが、こじらせた白洲を救う展開に胸を打たれたという声が多くありました。
- 『銀河鉄道の夜』や『春琴抄』などの文学作品を重ねて進む構成が巧みで、本編の二人の読書談義も楽しめると評判です。白洲と「お兄ちゃん」との切ない関係にも注目が集まりました。
悪い点
- 内容が難しく、なぜ「お兄ちゃん」ではだめなのかわからなかったという声がありました。
- 続編の『ドリアン・グレイの禁じられた遊び』と合わせて読まないと話が完結しないという意見もあります。
