色悪作家と校正者の不貞
静かな本の世界を愛する歴史ものの校正者・正祐。行きつけの居酒屋で、彼は自分が好きだった登場人物を作中で死なせた人気時代小説家・東堂大吾と居合わせ、つい恨み言をぶつけてしまう。実は正祐は、大吾の原稿を担当する校正者でもあった。顔を合わせるたびに文学談義を交えた言い争いを繰り広げる二人だったが、やがてそれぞれが抱えた祖父への思いが二人の心を近づけていき……。作家と校正者の恋を描くシリーズ第1作です。
基本情報
| 著者 | 菅野彰 |
|---|---|
| 発売日 | 2017/12/01 |
| ページ数 | 248ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 87 |
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口コミ
良い点
- 名作文学を引き合いに出しながらぽんぽんと飛び交う二人の会話が小気味よく、声を上げて笑ったという声が非常に多くありました。本好きにこそ薦めたいと評判です。
- 祖父を亡くした悲しみから止まっていた正祐の心が、大吾との関わりで動きだしていく過程に心打たれたという感想が目立ちます。弟の光希や居酒屋の主人など脇役も魅力的だと好評です。
- 麻々原絵里依さんのイラストが作品によく合っているという声がありました。
悪い点
- 文学の知識が前提の会話が多く小難しい、甘い場面が少なく萌えにくいという意見がありました。
- 攻めの人の話を聞かない態度が苦手、会話の応酬に飽きて読み切れなかったという声もあります。
