目が覚めたら、自分ではない誰かになっていた。
入れ替わり・変身ものは、いつもと違う立場や姿だからこそ見える相手の本音や、正体を隠したまま近づいていくもどかしさが魅力です。
敵国の皇子の体で知略をふるう痛快な物語から、猫の姿で想い人に撫でられる可愛らしいラブコメまで、同じ設定でも味わいはさまざまです。
正体が明かされる瞬間の緊張と、それでも受け入れてもらえたときの喜びを一緒に楽しめます。
こんな人におすすめ
- 体が入れ替わる、ひとひねりある設定の恋を読みたい方
- 猫や鳥など、もふもふの姿になる主人公に癒されたい方
- 正体を隠したまま惹かれ合うもどかしさが好きな方
心と体が入れ替わる
無能な皇子と呼ばれてますが中身は敵国の宰相です (夜光花)
ポイント 落雷で敵国の皇子と体が入れ替わった宰相が、知略で道を開く
怠惰でわがまま、甘い物好きで白くぶよぶよに太った「豚皇子」――。突然の落雷で、馬鹿にしていたその男と体が入れ替わってしまった!? 若き有能な宰相リドリーは、敵国の皇宮で呆然とする。元に戻る手段もなく、国交断絶中の祖国にも帰れない。まずは命を守るため、腕の立つ騎士団長シュルツを護衛に任命するけれど!? 無能な皇子が一夜にして聡明な戦略家に変貌する、入れ替わりファンタジーの開幕。
基本情報
| 著者 | 夜光花 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/11/01 |
| ページ数 | 335ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 93 |
口コミ
- 知略で次々と状況を切り開いていく、頭脳明晰で強気な主人公が爽快だという声がとても多くありました。入れ替わる前の自分の策略に、入れ替わった後の自分が苦しめられる流れが面白いと評判です。
- 陰謀や推理の要素も多く、BLの枠を超えて楽しめる物語です。ひたむきな騎士団長との関係もこれからが楽しみだという感想がありました。
- 恋愛要素はまだほんのりで、官能的な場面も控えめです。
- 1冊では完結せず、途中で終わるので続きが気になるという声が多くありました。
束縛は夜の雫 (きたざわ尋子)
ポイント 瓜二つの双子の中身が入れ替わり、元に戻らないまま進んでいく物語
天涯孤独の身で暮らしてきた悠は、ある日、自分と瓜二つの生き別れの双子と出会います。ところがその再会をきっかけに、二人の中身が入れ替わってしまいました。悠が目を覚ましたのは、裕福な家に暮らす片割れの体。そこには甘く厳しいお目付け役の夏木が待っていて、別人のように変わった「主人」にすぐに気づいてしまい……。双子の入れ替わりから始まる、シリーズの悠編です。
基本情報
| 著者 | きたざわ尋子 |
|---|---|
| 発売日 | 2013/10/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 入れ替わったまま元に戻らないという珍しい設定が面白く、もともと居心地の悪さがあったことも描かれているので納得できるという声がありました。
- おどおどしながらも芯の強い悠が可愛く、ハイスペックな夏木の溺愛ぶりが好評です。花小蒔朔衣さんのイラストが可愛いという感想や、異母弟の薫が登場する番外編が楽しいという声も多くありました。
- 語り口調の一人称が序盤は読みにくいという意見が多くありました。
- 夏木の振る舞いが強引で好みが分かれる、双子の片割れの話が続編に回されていて消化不良だという声もあります。
残酷王の身代わりと恋に落ちた堅物将軍 (貫井ひつじ)
ポイント 残酷な王と瓜二つの身代わりとして召喚され、王を捕らえた将軍に守られる
異世界から、残酷な王の身代わりとして召喚されてしまった奴隷のアンリ。王を捕らえに来た救国の将軍クロヴィスに保護され、国王への憎しみを一身に受けることになった彼を、クロヴィスは守ると約束する。だが家族を奪った国王と瓜二つのアンリに、クロヴィスの態度はどこかぎこちない。不自由な暮らしにも文句を言わず、自分の心に寄り添ってくれるアンリに、堅物の将軍はいつしか惹かれていき……。世界をまたいだ入れ替わりを描く異世界BLです。
基本情報
| 著者 | 貫井ひつじ |
|---|---|
| 発売日 | 2024/10/01 |
| ページ数 | 252ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 誠実を絵に描いたような敬語の将軍と、どこまでも心清らかで健気なアンリの組み合わせが好評です。不憫な境遇だからこそ、幸せな結末に目が潤んだという声が多くありました。
- 平行世界の同じ存在が入れ替わるという設定が新鮮で、その法則を生かした解決方法や伏線回収が見事だと評判です。逃げた残酷王への処罰もすっきりするという声がありました。
- 魔術師ギーなどの脇役も魅力的で、アンリが残した家が奴隷たちの居場所として続いていく終章が良かったという意見もあります。
- 世界の移動を阻止した理屈など、設定にわかりにくい点があるという声がありました。
- 主人公がきれいすぎて物語に入り込めなかったという意見もあります。
金の狼は異世界に迷える皇子を抱く (夢乃咲実)
ポイント 殺されかけて目覚めると、古代日本風の世界で皇子と呼ばれていた
両親を亡くし、叔父たちに遺産も会社の後継ぎの座も奪われて、別荘に閉じ込められていた由貴也。事故に見せかけて殺されかけ、目を覚ますと、いつも夢の中で抱き合っていた金色の瞳の男が目の前にいた。見知らぬ世界で由貴也は「有貴皇子」と呼ばれ、男は「神乃皇子」と呼ばれている。しかも神乃皇子は、有貴皇子にとって恐ろしい相手らしく……。古代日本を思わせる世界を舞台にした入れ替わりファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 夢乃咲実 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/03/17 |
| ページ数 | 318ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 内気で気弱な由貴也が、厳しく当たる神乃皇子にもきちんと向き合い、自分を変えようと頑張る姿が好評です。誰もが強く生まれるわけではないという彼の考えが印象に残ったという声がありました。
- 異世界トリップと思わせて実は入れ替わりだった展開や、魂の姿が見える相手が伴侶という設定、異能の生かし方が面白く、どんどん読めたと評判です。
- 叔父夫婦への制裁が甘く不安が残る、元の世界にいたもう一人のユキが気の毒だという意見が多くありました。
- 題名から想像した話とは違った、終盤まで展開が読めず戸惑ったという声もあります。
国王陛下と純真な花嫁 願い石の魔法 (火崎勇)
ポイント 願い石の力で、憧れの国王と短いあいだ心が入れ替わる王宮ロマンス
ジプシーから譲り受けた『願い石』の不思議な力で、憧れの国王エンデミオンと心が入れ替わるようになってしまったロザリア。入れ替わりは短い時間で元に戻るものの、万一に備えて、王太后の話し相手という名目で王宮に上がることになる。陛下を困らせまいと恋心を封じようとするロザリアだが、エンデミオンには隣国の王女との縁談が持ち上がっていて……。入れ替わりから始まる王宮ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 火崎勇 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/02/01 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 入れ替わりの設定が物語の展開にきちんと生かされていて、いつ入れ替わるかとドキドキしながら楽しめたという声が多くありました。
- 控えめながら苦境でも賢い物言いで乗り切るヒロインが魅力的で、王太后や侍女たちにも慕われる姿が良かったと好評です。
- 入れ替わりの場面のイラストに思わずクスリとした、笑いありキュンありで最後に決めるヒーローがかっこいいという声もあります。
- ヒロインの独白が長く、話が冗長でイライラしたという意見があります。
- いつもの作者の作風と違っていまひとつ、入れ替わる前の凛々しいヒーローの挿絵がなかったのが残念という声もあります。
猫・鳥・タヌキ、もふもふに変身
みそっかすお守り鳥のご主人様は騎士団長 (伊勢原ささら)
ポイント 飛べない丸くて白いお守り鳥が、英雄の騎士団長の相棒に選ばれる
鳥の国として知られるリューゼバルド。なかでも「お守り鳥」は見目麗しく、人の姿に変身したり、主人を特別な力で守ったりでき、やがては家族同然の存在になるという。けれどマルは、真ん丸な白い体に小さな翼、飛ぶこともできず、力はわずかな癒しだけという店の売れ残り。ところがある日、国の英雄である騎士団長ルーカスが、そんなマルを自分のお守り鳥にしてくれた。そして大事な任務のお供をすることになり……。真ん丸な白い鳥と騎士団長の、心温まるファンタジー。
基本情報
| 著者 | 伊勢原ささら |
|---|---|
| 発売日 | 2025/11/20 |
| ページ数 | 269ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 91 |
口コミ
- シマエナガがモデルの、丸くて白くて健気なマルが「とにかく可愛い」という声が圧倒的です。いつも前向きで、周りへの感謝を忘れない姿に元気をもらえます。
- 騎士団長は最初から最後までマルが大好きで、ずっと優しく溺愛してくれます。離れ離れになる場面には涙しつつも、希望にあふれたハッピーエンドが待っています。
- 本当の悪役がいない優しい世界で、童話のようにほっこりした読後感。疲れたときに読みたい、心が洗われる一冊です。
- お守り鳥を店でお金を払って買うという設定に、人身売買のような怖さを感じたという声がありました。
- 整いすぎた展開やキャラクターで、切なさや物語の起伏が物足りないと感じる人もいるかもしれません。
侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す (小中大豆)
ポイント 化け狸が悪役令息に転生し、タヌキと人の姿を行き来して侯爵家を立て直す
昭和から令和まで家族を見守ってきた化け狸のジロー。力を使い果たして生まれ変わった先は、男同士の結婚が当たり前のBL漫画の世界――しかも、美形の侯爵アシュリーに脅すようにして嫁いだ、嫌われ者の悪役令息ジルだった。最悪の印象のまま始まった結婚生活。このまま角を突き合わせて暮らすのも味気ない。それなら前世の商才を活かして侯爵家の立て直しを手伝い、三年後に円満離婚しよう! しごでき侯爵夫人に変身したタヌキの夢「家族を作って幸せに暮らす」は叶うのか。小中大豆が贈る、前代未聞のタヌキ転生BL。
基本情報
| 著者 | 小中大豆 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/01/17 |
| ページ数 | 319ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 90 |
口コミ
- 前世が化け狸という設定が斬新で、人間とタヌキの姿を行き来しながら侯爵家を立て直していくジローがとにかく可愛い。コメディのテンポがよく、後半は怒涛の展開に声を出して笑いました。
- 嫌われ者の悪役令息だった主人公が、働き者で賢い本当の姿を見せて、周りに見直されていく展開がワクワクします。嫌われから愛されに変わっていく王道の流れが好きな人に特におすすめです。
- 攻めのアシュリーが理性的で誠実なのが好印象でした。主人公を嫌いながらも公平に物事を判断できる人で、タヌキ姿のジローを膝に乗せて仕事をする場面にはニヤニヤしてしまいました。
- 転生先の悪役令息が過去にしてきた悪行がひどく、序盤は両親以外の全員から嫌われているので読んでいて少しつらかったです。そこを越えれば楽しく読めます。
- 攻めがとても誠実なぶん、もっと湿度の高い執着を見たかった気もします。外交などの込み入った話は少なく、さくさく読める反面、重厚さを求める人には軽く感じるかもしれません。
可愛い猫には旅をさせよ (安西リカ)
ポイント 黒猫に変身できる魔術師と国一番の騎士が、王妃を救うために旅をする
王城の魔術師団で仲間たちに可愛がられている魔術師アンリは、黒猫に変身するのが得意。ある日、病に伏せる王妃を救うため、国一番の騎士バルドーとともに、黒い森に住む魔術師のもとへ旅立つことになります。移動中は黒猫の姿でバルドーの懐に収まり、旅を続けるうちに、アンリはこの誠実な騎士に惹かれていきます。けれどバルドーには、自分の命を大切にしないという危うさがあって……。騎士と魔術師の旅を描く、可愛らしい中世風ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 安西リカ |
|---|---|
| 発売日 | 2020/08/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 黒猫に変身したアンリと、それを懐に入れて可愛がるバルドーの描写が可愛くて和むという声が多くありました。お互いを「殿」と呼び合う丁寧な言葉遣いもツボだと好評です。
- 前半はアンリ、後半はバルドーの視点で描かれ、お互いを思いやる気持ちが伝わってくると評判です。敵役のオッドや魔術師団の面々など脇役も魅力的で、巻末の短編が面白かったという感想もありました。
- 可愛さに振り切った作風で、切なさやハラハラする展開が少なく物足りないという意見がありました。
- アンリの見た目や言動が女の子のようで気になった、似た設定の他作品を思い出してしまったという声もあります。
俺様にゃんこ、極道のもふもふになる (朝香りく)
ポイント 命を救われたノラ猫が人間の姿になり、極道の若頭に恩返しするコメディ
箱ごと川に流されていたノラ猫は、極道の若頭・神名木にけがを負ってまで救い出された。どうしても恩返しがしたいと神社で祈ると、そこは猫の守り神が宿る社で、なんと人間の姿に変身させてもらえることに。ただし正体を知られて嫌われれば、毛玉になって消えてしまうという。それでも恩を返すと決めた猫は、アザミと名乗って神名木のもとへ乗り込むが……。猫の恩返しを描くにぎやかなもふもふコメディです。
基本情報
| 著者 | 朝香りく |
|---|---|
| 発売日 | 2015/10/01 |
| ページ数 | 220ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 84 |
口コミ
- 俺様口調なのに素直でまっすぐ、人間になっても猫の習性が抜けないアザミの一生懸命さが笑えて愛らしいと評判です。声を出して笑ったという感想も多くありました。
- 極道といっても抗争はほとんど出てこず、組の面々との愉快なやり取りや、親友の野良猫キンメの活躍など、ほのぼのした空気が好評です。みろくことこのイラストもかわいいという声がありました。
- もふもふファンタジーとしては思ったほどはまれなかった、猫の姿でもふもふされる場面は少ないという意見もあります。
堅物王子はにゃんこな新妻を溺愛したくてたまらない (鬼頭香月)
ポイント 驚くと猫になってしまう王女と、寡黙な王太子のすれ違う新婚生活
魔法の国から大国へ嫁いだ王女ティナ。大好きな王太子ジークと夫婦になったものの、驚くと猫に変身してしまう体質を抱えていた。寡黙で自制心の強いジークは彼女に距離を置いたままで、ティナは自信をなくしてしまう。ところがある誤解をきっかけに、彼の秘めていた嫉妬と想いがあふれ出して……。すれ違う二人の王宮での新婚生活を描くラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 鬼頭香月 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/07/01 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 素直で優しく賢いヒロインが可愛らしく、癒される作品だという声がありました。挿絵が綺麗で、妹を溺愛する兄のキャラクターも魅力的だと好評です。
- 大きな陰謀のない両片思いからのすれ違いと甘い展開で、はらはらせずに楽しめたと評判です。胸が締めつけられる場面もありつつ全体が甘いという意見もあります。
- ヒーローが勘違いしやすく柔軟さに欠けて魅力的に見えなかった、嫉妬の場面があっさりしているという声がありました。
- 文章がごちゃごちゃして読みづらい、ヒロインの言動が合わなかったという意見もあります。
愛が欲しくば、猫を崇めよ (山野辺りり)
ポイント おまじないで猫になってしまった女性を、強面の猫好き騎士が拾うラブコメ
壊滅的に男運が悪く、男性が苦手な孤児院の職員コティ。占い師を助けたお礼にかけてもらったおまじないのせいで、猫に変身してしまう体になってしまう。雨の中で困っていた彼女を拾ったのは、いつも殺気のこもった顔で睨んでくる騎士ヴォルフガングだった。猫好きの彼に撫でまわされ、騎士団の宿舎に連れ帰られて……。山野辺りりの、ソーニャ文庫には珍しい明るいラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 山野辺りり |
|---|---|
| 発売日 | 2022/11/01 |
| ページ数 | 316ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 強面なのにこっそり猫にデレる騎士のギャップが面白く、軽く楽しく読めるという声が多くありました。
- 猫好きにはたまらない設定で、挿絵の猫も可愛いと評判です。
- 猫に変身する場面が少なく、設定が生かしきれていないという声がとても多くありました。
- ヒーローの言葉が足りず、体の関係が先行するのが好みではないという意見もあります。
正体はもうひとつの姿
はぐれ銀狼と修道士 (栗城偲)
ポイント 狼男退治に向かった修道士を、青年の姿に変わった銀狼が助ける
村人をさらって喰らう凶暴な狼男を退治してこい――司祭から無理難題を押しつけられ、ひとりで山へ向かった修道士のシリル。死を覚悟した彼の前に現れたのは、美しい銀狼のグレアムだった。怪我で動けないシリルを、青年の姿に変身して助けてくれた彼は、噂とは正反対の穏やかな人狼で……。孤独な二人が寄り添い、家族になっていく物語です。
基本情報
| 著者 | 栗城偲 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/06/01 |
| ページ数 | 321ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 身寄りのない修道士と、ひとりきりで暮らしてきた人狼が、互いを思いやって寄り添っていく姿が優しく温かいという声が多くありました。
- 前半は事件の真相に迫るミステリー、後半は新天地での二人の暮らしが描かれ、攻め視点も好評です。純真な人狼グレアムが可愛いと評判です。
- 里の大人たちの冷酷さに腹が立ち、読み返すのがつらいという声がありました。
- 修道士や教会の設定に違和感がある、謎解きが中途半端という意見もあります。
ヤンデレ王子は変わり者令嬢を決して逃がさない (茶川すみ)
ポイント 唯一の友達だった金色のトカゲの正体は、魔法で変身した王子だった
「僕の頭の中は、君のことだけだよ。十年前からずっと」――辺境伯令嬢ジゼルは社交界に興味がなく、生き物を育てるのが好きな変わり者。唯一の友達は金色のトカゲ・レミーだった。ところがある日、訪ねてきた王太子が、レミーは魔法で変身した第二王子レオナルドだと明かす。美麗な王子の姿に戻ったレミーに求婚されるが、ジゼルは十年も騙されていたことに怒って拒絶。もちろん、粘着質なレオナルドが諦めるはずもなく……。
基本情報
| 著者 | 茶川すみ |
|---|---|
| 発売日 | 2024/05/14 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- ヤンデレなのに、トカゲの姿のときはヒロインの湯浴みで必死に目をそらすなど、ちゃんとヒロインを思う「優しいヤンデレ」だと評判です。
- ヒロインの両親のなれそめが衝撃的で面白いという声が多くありました。重い雰囲気ではないので、ソーニャ文庫の入門にも向いています。
- 正体を隠していただけのヒーローを、ヒロインがそこまで激しく拒むのが理解できないという声が多くありました。
- 重い愛のはずが全体に軽く、ソーニャ文庫らしい歪みが物足りないという意見もあります。
満月に降臨する美男 (久我有加)
ポイント 満月の夜だけ美男に変わる営業マンと、その美男にひと目惚れした専務
倒産寸前の菓子メーカーで働く、地味で気弱な営業マンの周。実は満月の夜だけ、人を虜にする美男「カグヤ」に変身してしまう特異体質の持ち主だった。経営の立て直しに来た専務・神宮寺にほのかな想いを抱き始めた矢先、なんと神宮寺はカグヤにひと目惚れしてしまって……。
基本情報
| 著者 | 久我有加 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/07/01 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 弱気な周と強気なカグヤ、同じ人物の二つの顔をめぐる三角関係がややこしくも面白いという声が多くありました。
- 看板商品の製造中止をめぐる会社の立て直しなど、お仕事ものとしても読み応えがあると評判です。
- 結末の展開に好みが分かれるという声がとても多くありました。
- 攻めの考え方がずるく感じた、設定の非現実さがなじまないという意見もあります。
白虎王の蜜月婚 (華藤えれな)
ポイント 人に姿を変える虎の一族を狩るスパイと、白虎の王族とみられる修道士
獣人を惑わすフェロモンを生まれつき持つ政府のスパイ・流河。その力で人間に変身する虎の一族を狩ってきた彼に、王族とみられる修道士フェリクスを捕らえよという密命が下る。ところが、人々に聖人と慕われる彼の姿に、流河はためらいを覚えてしまう。そんな折、教会で銃撃事件が起き、流河の力を見抜いたフェリクスに閉じ込められて……。ロシアを舞台にした白虎の獣人ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 華藤えれな |
|---|---|
| 発売日 | 2018/02/01 |
| ページ数 | 317ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 79 |
口コミ
- 自分が何者か分からない不安を抱えながら、体質を利用した仕事に真っ直ぐ向き合う流河が素敵だという声が多くありました。二人に幸せになってほしくなると好評です。
- 二話構成で、お互いの視点からホワイトタイガーであることの苦悩が描かれ、考えさせられたという意見もあります。
- ロシア文学の引用などが崇高すぎて内容を把握しきれなかった、主人公より周りが話を動かしていて感情移入しにくいという声がありました。
- 官能的な場面は多いものの、あっさりしているという意見もあります。
選ぶときのコツ
入れ替わり・変身ものは、設定そのものを楽しむ作品と、設定をきっかけに恋をじっくり描く作品に分かれます。
口コミでは「変身の場面が少なかった」「恋愛要素は控えめ」という声がある作品もあるので、もふもふや甘さを重視する方は感想で確かめてから選ぶと安心です。
あわせて読みたい
動物がつなぐ恋は猫・犬・動物が結ぶ恋特集、獣人との恋は獣人・もふもふBL特集、入れ替わりの人気シリーズは『無能な皇子』シリーズの読む順番にもまとめています。
