桜井さくやさんは、ソーニャ文庫で作品を発表しているTL作家です。
口コミでは、ほの暗さがありながらもヒーローの想いはまっすぐで、ソーニャ文庫の入門にも向いているという声がよく見られます。
口コミから見える作風
歪みの中のまっすぐな恋
レーベルらしい暗さや執着を描きつつ、二人の恋そのものは一途な純愛という作品が多く見られます。
爽やかで安心して読めたという声がある一方、重く暗い作品もあり、好みで選べます。
謎解きの味つけ
消える持ち物の謎、婚約者たちの不審な死、閉ざされた村の因習など、ミステリーの要素を含んだ物語が評判です。
真相が後半に明かされていく展開に引き込まれたという声が多くありました。
ヒーロー視点で伝わる心
ヒーローの視点が多く挟まれる作品が多く、無口だったり強引だったりする男性の本心が分かりやすいと好評です。
おすすめの作品
執事の狂愛 (桜井さくや)
ポイント 敬語で尽くす執事との駆け落ち。ソーニャ文庫の入門向けと評判
貴族令嬢マチルダがひそかに想いを寄せているのは、かつて事故から身を挺して彼女を守ってくれた執事のキースでした。家のために決められた婚約者ヴィンセントとの結婚を受け入れようとしていたマチルダですが、婚約者の本性を知る出来事が起き、キースは彼女を連れて屋敷を出る決意をします。新しい土地で暮らし始めた二人のもとに、やがて追手の影が迫り……。執事とお嬢様の駆け落ちを描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 桜井さくや |
|---|---|
| 発売日 | 2015/02/01 |
| ページ数 | 318ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 76 |
口コミ
- 終始敬語で一途に尽くす有能な執事キースが魅力的で、執事ものの良さが詰まっていると評判です。主従から対等な夫婦になりたいヒロインと、仕えることを望むヒーローの価値観の違いが面白いという声もありました。
- 前半の駆け落ちまでの緊迫した展開に引き込まれた、文章が自然で読みやすく、ソーニャ文庫の中では入門向けの作品だという意見が多くありました。
- 婚約者の言い分を信じ込むヒロインの父親に納得できず、家族との和解がないまま終わるのが心残りだという声が多くありました。
- 後半は穏やかな暮らしが中心で失速して感じた、題名から期待したほどの狂気はなかったという意見もあります。
お義兄さまの愛玩 (桜井さくや)
ポイント ほの暗さと純愛が同居する、ミステリー仕立ての物語
母の再婚によって侯爵家に迎えられたティナ。大人の男性を苦手としてきた彼女だが、義兄のオリヴィエにだけは不思議と身構えずにいられた。優しい義兄に大切にされる穏やかな日々。けれど二人の距離は、家族のものとは少しずつ違っていく。そしてティナの身の回りでは、なぜか物が消えるという出来事が続いていて……。義兄との関係と、母娘に秘められた謎を描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 桜井さくや |
|---|---|
| 発売日 | 2017/06/01 |
| ページ数 | 316ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- タイトルから想像するほど暗い話ではなく、ミステリー仕立ての展開や意外な人物の執着に驚いたという声がありました。ほの暗さと純愛が同居しているのが良いと評判です。
- 表紙や挿絵のイラストが美しく、義兄オリヴィエが魅力的だと好評です。
- ヒロインにまつわる謎が「体質」の一言で片づけられ、説明があっさりしていてもやもやが残ったという意見が多くありました。
- 章ごとに時間が大きく飛ぶのが気になった、タイトルと内容が合っていないという声もあります。
王様の鳥籠 (桜井さくや)
ポイント 愛を知らない寡黙な王が、人の心を知っていく物語
父と屋敷にこもって暮らしてきた令嬢リーナは、かつて助けた少○と、五年間ひそかに文通を続けていた。その手紙が途絶えたころ、招かれた王宮の夜会で、若き国王フェネクスに捕らわれてしまう。誰の言葉も聞かず、ただ彼女を離そうとしない寡黙な王。その正体が、大切な文通相手だったと知って……。愛を知らない王と、悪意を知らない箱入り令嬢の物語です。
基本情報
| 著者 | 桜井さくや |
|---|---|
| 発売日 | 2021/04/01 |
| ページ数 | 342ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 77 |
口コミ
- 感情を知らずに育った王が、ヒロインと出会って人としての心を知っていく過程に心を打たれたという声がありました。
- 登場人物それぞれの思惑や想いが明かされ、ヒーロー視点も多いので気持ちが伝わりやすいと評判です。挿絵も好評です。
- 序盤のヒーローの強引な振る舞いがつらかったという声がありました。
- 情景描写が少なく、ソーニャ文庫らしい重さを期待すると物足りないという意見もあります。
はじめての一冊は
はじめての一冊には、読みやすいと評判の『執事の狂愛』がおすすめです。
謎解きも楽しみたいなら『お義兄さまの愛玩』をどうぞ。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
- はじめまして、僕の花嫁さん
- 女装王子の初恋
- 妄想紳士の愛しの奥様
- 激甘ハネムーンは無人島で!?
- ワケあり紳士は初恋に溺れる
- ゆりかごの秘めごと
- 闇に飼われた王子
- 軍神の涙
- 下僕の執愛
- 清廉騎士は乙女を奪う
- 年下暴君の傲慢な溺愛
- 王弟殿下のナナメな求愛
- 一途な貴公子は死神令嬢を逃がさない
- 白の呪縛
ソーニャ文庫の作家はソーニャ文庫の作家案内にまとめています。
