鳥舟あやさんは、ラルーナ文庫を中心に作品を発表しているBL作家です。
口コミでは、作り込まれた独特の世界観と、互いを唯一とする二人の深い絆、そして家族になっていく温かさが評判です。
口コミから見える作風
作り込まれた世界観
獣人と人外が暮らす都市、狐と狼の神々の里、竜の国など、どの作品も舞台の作り込みが好評です。
シリーズでは前作のカップルが顔を出すのを楽しみにしている読者も多くいます。
家族になっていく物語
保護した人外の子を交えて三人で家庭を築いていくなど、恋愛と一緒に家族の愛を描く作品が多く、胸が温かくなるという声が目立ちます。
好みが分かれる文体とダークさ
台詞と心情が続けて書かれる独特の文体は、読みにくいという意見もあります。
また作品によっては痛々しい展開が多く、人を選ぶという声もあります。
おすすめの作品
つがいは愛の巣へ帰る (鳥舟あや)
ポイント 「つがい」シリーズの始まり。中華風の世界観と深い絆が評判
獣人・人外・人間が入り混じって暮らす世界。虎の獣人アガヒに拾われ、ともに暮らすようになってから十三年。ウラナケとアガヒは、知る人ぞ知る凄腕の「殺し屋夫婦」として、仕事も暮らしもすべてを分かち合っている。ある日ウラナケは、何者かに追われていた仔兎の人外ユィランを保護する。二人が最近関わった一件と彼とのつながりとは……。そこへ新たな殺しの依頼も舞い込んで……。シリーズの始まりとなる一冊です。
基本情報
| 著者 | 鳥舟あや |
|---|---|
| 発売日 | 2018/11/01 |
| ページ数 | 317ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 殺し屋という設定のわりに殺伐とした場面は少なく、互いを唯一とするアガヒとウラナケの深い絆と甘やかしぶりをたっぷり味わえるという声が多くありました。
- ユィランの遠慮のない質問をきっかけに、ウラナケがアガヒの存在を見つめ直していく流れが好評です。独特の名前の響きや中華風の世界観、綺麗なイラストも評判です。
- 小書き文字の多い独特の文体に好き嫌いが分かれ、読みにくくて途中でやめたという声がありました。
- 描写にえぐい部分があり人を選ぶ、事件の解決がやや都合よく感じたという意見もあります。
つがいは寝床で愛を夢見る (鳥舟あや)
ポイント ライバル同士のお試し婚。シリーズで一番ほのぼのした一冊
獣人・人外・人間が共に暮らす都市イルミナシティ。それぞれ清掃会社を営む半人外のオリエと狼獣人のトキジは、仕事のライバル同士。ある現場で鉢合わせた二人は、人外の子どもを保護したことで顔を合わせる機会が増えていく。そんな折、名家の出のオリエは実家の命令でしぶしぶ見合いをすることに。ところが相手として現れたのはトキジで、お試し婚をするはめになり……。「つがい」シリーズの第4作です。
基本情報
| 著者 | 鳥舟あや |
|---|---|
| 発売日 | 2022/10/20 |
| ページ数 | 301ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 90 |
口コミ
- 保護した白蛇の人外の子スーリヤがとにかく可愛く、三人で家庭を築いていく温かさに胸がいっぱいになったという声が多くありました。
- 守られることを良しとしない男前なオリエと、押しかけ女房のように世話を焼く溺愛のトキジの組み合わせが好評です。過去作のカップルも登場し、シリーズの中で一番ほのぼのしていると評判です。
はぐれ稲荷に、大神惣領殿のお嫁入り (鳥舟あや)
ポイント 誇り高い元惣領と自由な稲荷の、ツンデレな暮らし
荒れた草地の広がる信太村の外れで、はぐれ稲荷のネイエは行き倒れた大神シノオを拾う。惣領の座を追われ、群れの仲間からひどい扱いを受けてきたシノオの体には、どうやら子が宿っているらしい。敵である狐の世話にはならないと意地を張るシノオだったが、自由気ままで大雑把なネイエとの暮らしは意外にも心地よくて……。『黒屋敷の若様に、迷狐のお嫁入り』に続く、お嫁入りシリーズの第2作です。
基本情報
| 著者 | 鳥舟あや |
|---|---|
| 発売日 | 2017/12/01 |
| ページ数 | 318ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 誇り高く群れを思い続ける元惣領シノオが、口では反抗しながらもネイエに甘えていくツンデレぶりがたまらないという声が多くありました。
- 黒御槌の子すずが愛らしく、重い物語の空気を和ませてくれると評判です。すずとシノオの息子アケシノの今後も楽しみだという感想があります。
- 自分の群れの行く末を願うシノオの思いが切なく、最後に幸せになれて泣いたという意見もあります。
- 視点がころころ変わり、台詞と地の文の区別もつきにくいうえ、幼○語のような言い回しが混じる文体が読みにくいという声が多くありました。
- 冒頭から残酷で過激な場面が多く、好みが大きく分かれるという意見もあります。
はじめての一冊は
シリーズの最初から読むなら『つがいは愛の巣へ帰る』、温かい話から入りたいなら『つがいは寝床で愛を夢見る』がおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
獣人が登場する作品は獣人BL特集にまとめています。
