執着チョコレート
事故で記憶の一部を失い、小さなチョコレート店を営むショコラティエの啓杜。ある日店に現れた人気作家の高宮は、啓杜を見て激しく動揺する。聞けば二人は、かつて恋人同士だったという。覚えのない過去に戸惑いながらも、十二年ぶりに再会した高宮のまっすぐな想いと、やわらかく囲い込むような優しさを拒めなくなっていく啓杜。二人のあいだに何があったのか……。記憶喪失と再会愛を描く、執着ものの物語です。
基本情報
| 著者 | 葵居ゆゆ |
|---|---|
| 発売日 | 2015/11/01 |
| ページ数 | 257ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 離れていた十二年のあいだも啓杜を想い続け、再会に備えて家事まで磨いていた高宮の一途な執着ぶりが、怖いほどなのに引き込まれると好評です。
- 記憶のない啓杜が簡単には心を預けられない揺れが繊細に描かれ、実は啓杜も同じくらい高宮を想っていた両片想いの切なさに泣けたという声が多くありました。
- 題名のチョコレートと執着が後半で効いてくる構成が良く、最後は二人が大人として選んだ結末に安心したと評判です。
悪い点
- 過去の出来事や高宮の母親の描写がとても重く、途中の展開も痛々しくて読むのがつらかったという意見が多くありました。
- 後半の高宮の執着が行き過ぎていて怖い、受け入れてしまう啓杜の気持ちに共感しにくいという声もあります。
