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鬼の戀

鬼の戀

終戦から二年。天涯孤独となった萌のもとに、亡き母の実家から迎えが来る。父の遺言はその家に行くなと告げ、心の中にいる「兄さま」も反対したが、萌は寂しさと好奇心から、鬼を祀るという山奥の村へ向かう。村人たちに手厚く迎えられる萌に、当主の宗一だけは冷たく「帰れ」と言い放つ。やがて村の儀式の準備が着々と進み、萌は逃れられない因習の渦に絡め取られていき……。運命に抗う鬼の純愛を描く和風の怪奇ロマンスです。

基本情報

著者丸木文華
発売日2014/08/01
ページ数296ページ
評価 4.1
スコア81

口コミ

良い点
  • 鬼を祀る閉ざされた村、不気味な親族や村人、呪いの正体まで世界観が作り込まれていて圧巻だという声が多くありました。「八つ墓村」や「犬神家の一族」を思わせる因習ものとして楽しめると評判です。
  • レトロな言葉遣いや方言、細やかな風景描写で、まるで邦画を観ているようだと好評です。終盤の伏線回収が気持ちよく、イラストも美しいと喜ばれています。
悪い点
  • 設定が盛りだくさんで人間関係が込み入っており、序盤は説明が多くて読むのが大変だったという声がありました。
  • 二人の気持ちの動きがあっさりしている、重く暗い話で読後感がよくない、結末が唐突に感じたという意見もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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