世界の果てで待っていて 嘘とナイフ
渋谷区神泉で調査探偵事務所を営む元刑事の黒澤統一郎は、夏の夜、かつての同僚で渋谷署の刑事・櫂谷雪人に呼び出される。補導された若者が、黒澤の名刺を持っていたというのだ。それが新たな事件の幕開けだった。妹・澪子の死の真相を独りで追い続ける黒澤の中に、自分の知らない影を見つけて動揺する雪人。そんな彼に、「公安の鴉」と呼ばれた鷹取から黒澤の行動確認が命じられて……。「世界の果てで待っていて」シリーズ第2巻です。
基本情報
| 著者 | 高遠琉加 |
|---|---|
| 発売日 | 2010/10/01 |
| ページ数 | 229ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 容疑者をかばう探偵と追う刑事という相反する立場に置かれた二人の、張り詰めたやりとりが痛々しくも魅力的だという声が多くありました。恋愛要素が少ないからこそ、ただ一度のキスや本音のひと言が重く響くと評判です。
- 伏線の張り方がうまく、BLというよりミステリーやサスペンスとして読み応えがあると好評です。渋谷の街の空気や雨音まで感じられる文章も評判です。
- 今巻から挿絵が茶屋町勝呂さんに替わり、物語の雰囲気をよく彩っているという意見もあります。
悪い点
- 妹の事件の謎も二人の関係も解決しないまま終わり、長年続きが出ていない未完の作品であることを残念がる声が非常に多くありました。
