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甘い運命

甘い運命

母親との確執から感情を押し殺して生きてきた樫崎一。ある出来事をきっかけに傷害事件を起こし、社会に戻っても生きる意味を見いだせずにいた。そんな彼の前に現れたのが、昔から気にかけてくれていた湯原だった。わけあって赤ん坊の海を育てる湯原に頼まれて始めた同居は、一に初めて家族のぬくもりを教えてくれる。けれど湯原がいつか誰かと結婚するかもしれないと思うたび、一の胸はざわめいて……。『愛と混乱のレストラン』シリーズのパティシエ・一を主人公にしたスピンオフです。

基本情報

著者高遠琉加
発売日2010/03/01
ページ数320ページ
評価 4.4
スコア83
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口コミ

良い点
  • 一の生い立ちから立ち直りまでが丁寧に描かれ、愛し方を知らなかった彼が海を育てるなかで変わっていく姿に何度も泣いたという声が多くありました。海を見送る駅のホームの場面が特に心に残ったと評判です。
  • お菓子や料理の描写がおいしそうで、甘いものが人を幸せにするというテーマが物語全体を温かく包んでいると好評です。本編のレストランの面々が登場するのもうれしいという意見があります。
悪い点
  • 家族の物語としての比重が大きく、恋愛の部分はおまけのように感じたという声がありました。
  • 前半の痛々しい展開が読んでいてつらかったという意見もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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