捨てていってくれ
大学生の水梨隆之は、アルバイト先の出版社で編集長を務める沖屋と、体だけの関係を続けている。美人で毒舌、誰に対しても容赦のない沖屋に本気で惹かれていく隆之だが、沖屋は決して心の内を見せようとしない。その頑なさの裏には、かつての恋で負った深い傷があって……。『犬と小説家と妄想癖』のスピンオフで、まっすぐな年下の青年が、傷ついた大人の心を少しずつ解きほぐしていく物語です。
基本情報
| 著者 | 高遠琉加 |
|---|---|
| 発売日 | 2010/08/01 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 84 |
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン
口コミ
良い点
- 気まぐれな猫のような毒舌家の沖屋と、忠犬のようにまっすぐな隆之の組み合わせが好評です。強がる沖屋の脆さが隆之の視点の行間からにじみ出ていて、心理描写が巧みだと評判です。
- タイトルにもなっている沖屋の叫びの場面や、昔の恋人との決着のつけ方が心に残ったという声が多くありました。スピンオフですが単体でも問題なく楽しめ、元の作品より面白いという意見もあります。
- 文庫版には沖屋の視点で描かれた短編が加わり、金ひかるさんのおまけページも楽しめたという声がありました。
悪い点
- 隆之の煮え切らなさにいらいらした、話の運びがこの作家の他の作品と似ていて新鮮味に欠けるという意見があります。
- ノベルス版とほぼ同じ内容のため、追加の短編のために買い直すかは迷うという声もありました。
