親友の距離
取引先に美貌のゲイがいるという噂に興味をそそられ、その案件を引き継いだ会社員の塚原進一。ところが打ち合わせに現れたのは、かつての親友・一ノ瀬七海だった。学生時代に真剣な告白を受けながら、酔ったふりでうやむやにしてしまって以来、疎遠になっていた相手だ。気まずさを抱える進一をよそに、七海は再会を喜び、二人はふたたび「親友」として付き合い始めるが……。すれ違ってきた二人の再会愛を描くお話です。
基本情報
| 著者 | 杉原理生 |
|---|---|
| 発売日 | 2011/08/01 |
| ページ数 | 265ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 二人の心理描写がじっくり丁寧で、じれったい展開なのに静かな文章がすっと染みてくるという声が多くありました。
- 好きすぎるあまり強がってしまう七海の健気さに胸が痛くなった、巻末の七海視点の短編で幸せを怖がる姿にまた泣けたと評判です。
- 穂波ゆきねさんのイラストが作品の雰囲気にぴったりだと好評です。
悪い点
- 七海の素っ気なく棘のある言動が面倒に感じ、最後まで共感しにくかったという意見があります。
- 進一の鈍感さが傲慢に見えた、親友から恋人へ気持ちが変わる過程の説得力が弱いという声もありました。
