息もとまるほど
早くに両親を亡くし、伯父の家で家族の一員として育てられた透。何でも器用にこなす従兄の彰彦は、いつしか透にとって特別な存在になっていた。けれど自分を迎え入れてくれた家族を思えば、その気持ちを口にすることはできない。彰彦が家を離れてから二人は疎遠になり、長い年月が過ぎた。そんなある日、その彰彦が実家へ戻ってくることになって……。遠回りをした二人の想いを静かに描く物語です。
基本情報
| 著者 | 杉原理生 |
|---|---|
| 発売日 | 2013/06/01 |
| ページ数 | 249ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 81 |
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口コミ
良い点
- 透の揺れる心情と、育ててくれた家族への思いが丁寧に綴られ、しっとりと胸にしみるという声が多くありました。
- 月にまつわる思い出など、情景描写や言葉の選び方が美しいと好評です。続編の短編コミックで補完できて満足したという意見もあります。
悪い点
- 彰彦の心情や結婚・離婚の事情がほとんど語られず、彼の気持ちがわかりにくいという声がありました。
- 試練が予定調和に感じられ、感情移入できなかったという意見もあります。
