水戸泉のTL小説おすすめ|冷酷に見えて一途な皇帝と囚われのヒロイン

水戸泉さんは、ジュエル文庫やティアラ文庫、オパール文庫で作品を発表しているTL作家で、ダリア文庫ではBLも書いています。

口コミでは、冷酷に変わったように見えるヒーローが、実はずっとヒロインだけを想い続けていたという展開や、文章のうまさが評判です。

もくじ

口コミから見える作風

仇か、想い人か

国を滅ぼした皇帝や王位を奪った騎士団長など、ヒロインにとっては敵のはずの相手が、かつて想いを通わせた人だったという設定が多く見られます。

すれ違いの裏に隠れた一途な想いが明かされていく流れに惹かれる読者が多いようです。

独特の世界観

中華風の後宮、魔道で強化された皇帝が登場するSF寄りのファンタジー、童話を大胆に作り変えたシンデレラなど、一筋縄ではいかない舞台づくりが特徴です。

好き嫌いは分かれるものの、ハマる人には読みごたえがあるという声がありました。

コメディの顔も

極道の社長と天然ヒロインの組み合わせや、巻末の番外編のコメディなど、笑える作品も評判です。

本文の綺麗な文章とあとがきのギャップを楽しむ声もありました。

おすすめの作品

腐女子のわたしが鬼畜彼氏に極愛されました。 (水戸泉)

ポイント 無口な極道社長と天然ヒロインのデコボコな溺愛コメディ

母の借金が原因で、極道の社長・志藤に囲われることになった腐女子の大学生・絵理菜。怖い相手だと思っていたのに、ともに過ごすうち、無口で不器用な彼の思いがけない優しさに気づいていく。いつしか芽生えた恋心に戸惑う絵理菜だが、実は志藤のほうも彼女にすっかり夢中になっていて……。デコボコな二人の恋を描く、コメディ色の強い溺愛ラブです。

基本情報

著者水戸泉
発売日2017/02/01
ページ数281ページ
評価 4.1
スコア81

口コミ

良い点
  • 無口でわかりにくい男と天然ヒロインの組み合わせがコメディ色たっぷりで面白く、後日談も楽しかったという声がありました。
  • 南国ばななさんの挿絵が魅力的で、挿絵目当てに読んだという声も多く好評です。途中の切ない場面もあり、思ったよりしっかりした内容だと評判です。
悪い点
  • 極道設定のわりにヒーローが押しきらず、意外と乙女な思考で物足りなかったという声がありました。
  • 序盤のつらい状況が長く、後半はやや強引で雑に感じたという意見もあります。

エロティクス・エンペラー 男装の巫女は帝王の手に堕ちる (水戸泉)

ポイント 王位を奪った騎士団長と男装の元王の、すれ違う王宮ロマンス

男と偽って王位についたユーティアは、騎士団の反乱によって囚われの身となる。王位を奪ったのは、かつての幼なじみで初恋の人でもある騎士団長のカズサ。皇帝となった彼は、元の王だった彼女を自分のそばから離そうとしない。変わってしまったように見える初恋の人。けれど彼もまた、ひたむきな想いを胸に抱き続けていて……。互いを想いながらすれ違う二人を描く、異世界の王宮ロマンスです。

基本情報

著者水戸泉
発売日2016/06/01
ページ数286ページ
評価 3.7
スコア75

口コミ

良い点
  • 両片想いなのにすれ違い続ける二人のもどかしさと、ヒロインを想うあまり暴走していくヒーローの執着が好みだという声がありました。
  • 幸村佳苗さんのイラストがとても美しいと評判です。巻末の番外編のコメディが強烈で面白かったという意見も多くありました。
悪い点
  • 時系列が唐突に行き来して読みにくい、邪魔をする人物の退場があっさりしすぎているという声が多くありました。
  • 設定は盛りだくさんなのに物語の山場がはっきりせず、二人の心の距離が埋まった実感がないまま終わったという意見もあります。

監禁愛 王子の甘い罠に堕ちて (水戸泉)

ポイント 口数は少ないのに一途な王子。文章のうまさにも定評あり

医療チームの一員として、戦火の続く異国へ向かう研修医の祥子。その途中、乗っていた列車がテロ事件に巻き込まれ、彼女は隣国の王位継承者アルフォンスに囚われてしまう。花嫁という名目で城に閉じ込められ、まるで愛玩物のように扱われる日々。憎しみさえ抱く祥子だったが、ときおり彼が見せる優しさに気づきはじめて……。王子の執着の裏に隠された想いとは。濃密な描写で知られる水戸泉さんが描く、ハードな監禁ラブストーリーです。

基本情報

著者水戸泉
発売日2017/09/01
ページ数271ページ
評価 3.4
スコア73

口コミ

良い点
  • 水戸泉さんらしい濃厚な官能描写で、期待を裏切らないという声が多くありました。文章表現がうまく、本文の綺麗な文章とあとがきとのギャップも面白かったと評判です。
  • 口数は少ないながら、ちょっとした仕草や言葉から一途な想いが伝わる王子に好感が持てたという感想がありました。イラストも美麗で立体感があると好評です。
悪い点
  • 官能的な場面に比重が置かれ、命を狙われている緊迫感がなくストーリーが薄い、問題が回収されないまま終わるという意見があります。
  • ヒロインの口調がきつく、テロの現場で身勝手に振る舞う姿に共感できなかった、ハードな場面が続くのに抵抗があったという声もありました。

はじめての一冊は

はじめてなら、笑えて切ない場面もある『腐女子のわたしが鬼畜彼氏に極愛されました。』が読みやすく、王宮ものの醍醐味を味わうなら『エロティクス・エンペラー』がおすすめです。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

執着の強いヒーローが好きな方はヤンデレ・執着ヒーロー特集もどうぞ。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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