ヒロインのことが好きすぎて、ときに一線を越えてしまうヤンデレヒーロー。
現実なら怖いけれど、物語だからこそ楽しめる「重すぎる愛」の魅力があります。
口コミをもとに、ヤンデレ度や読みやすさの違いがわかるように紹介します。
怖くない、優しいヤンデレ
一夜の夢では終われない!? 極上社長は一途な溺愛ストーカー (立花吉野)
ポイント そっと見守り、ピンチには助けてくれる守護神のようなストーカー
恋人に振られ、彼と来るはずだったホテルに一人で泊まる最悪のクリスマスイブを迎えた英奈。偶然出会った素敵な男性と一夜を過ごし、翌朝何も告げずに去ったはずが、しばらくして、英奈のことをすべて知り尽くしたその男性から、怒涛のプロポーズ攻撃を受けることに。手に入れるためなら手段を選ばない、ストーカーすれすれの溺愛が始まって……。ヤンデレ王子と仕事熱心なOLの恋。文庫だけの書き下ろし番外編も収録。
基本情報
| 著者 | 立花吉野 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/03/01 |
| ページ数 | 340ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 84 |
口コミ
- ストーカーといっても押しつけるのではなく、そっと見守り、ピンチには助けてくれる守護神のようなヒーローだと評判です。ストーカーになった理由も明かされ、一途さに納得できます。
- 人のために動ける真っ直ぐなヒロインや、個性的な上司や後輩も魅力的です。
- 冒頭のヒーローの言動はかなり怖く、ゾッとしたという声がありました。
- 元恋人や職場のハラスメントなど、ヒロインに次々と災難が降りかかるので、読後感がすっきりしないという意見もあります。
ヤンデレ王子は変わり者令嬢を決して逃がさない (茶川すみ)
ポイント トカゲの姿で十年親友だった王子。ちゃんとヒロインを思う優しいヤンデレ
「僕の頭の中は、君のことだけだよ。十年前からずっと」――辺境伯令嬢ジゼルは社交界に興味がなく、生き物を育てるのが好きな変わり者。唯一の友達は金色のトカゲ・レミーだった。ところがある日、訪ねてきた王太子が、レミーは魔法で変身した第二王子レオナルドだと明かす。美麗な王子の姿に戻ったレミーに求婚されるが、ジゼルは十年も騙されていたことに怒って拒絶。もちろん、粘着質なレオナルドが諦めるはずもなく……。
基本情報
| 著者 | 茶川すみ |
|---|---|
| 発売日 | 2024/05/14 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- ヤンデレなのに、トカゲの姿のときはヒロインの湯浴みで必死に目をそらすなど、ちゃんとヒロインを思う「優しいヤンデレ」だと評判です。
- ヒロインの両親のなれそめが衝撃的で面白いという声が多くありました。重い雰囲気ではないので、ソーニャ文庫の入門にも向いています。
- 正体を隠していただけのヒーローを、ヒロインがそこまで激しく拒むのが理解できないという声が多くありました。
- 重い愛のはずが全体に軽く、ソーニャ文庫らしい歪みが物足りないという意見もあります。
悪役令嬢はモブでいたい 推し侯爵様の闇堕ちを阻止したら激重溺愛されました!? (真波トウカ)
ポイント 嫌われていたところから一転、懐いてくるヒーローのギャップ
乙女ゲームの世界に転生したユリア。推しキャラであるヴィルの闇堕ちを回避して、陰からそっと見守るつもりだったのに――「かわいすぎて、もっと触れたくなる」。まさかの溺愛ルートに突入してしまい……。戸惑いながらも「好き」があふれ出す、ヤンデレ侯爵の執着ラブ。
基本情報
| 著者 | 真波トウカ |
|---|---|
| 発売日 | 2024/11/01 |
| ページ数 | 306ページ |
| 評価 | 3.4 |
| スコア | 72 |
口コミ
- ひどく嫌われていたところから一転、ヒロインに懐いてくるヒーローのギャップが面白く可愛いという声がありました。周りの登場人物もいい人ばかりで、さくさく読めます。
- 嫌っていたはずのヒーローが急に溺愛に変わるので、ついていけなかったという声がありました。
- 学園ものとしての設定や世界観が生かしきれていないという意見もあります。
笑えるヤンデレ
憧れの旦那様は私専属ストーカー!? イケメン御曹司の重すぎる求愛 (七福さゆり)
ポイント 本物のストーカーぶりを爽やかにやってのける夫
両親から望まない結婚を強いられた五十鈴。会社の常務・久遠に相談したら「俺と結婚しよう」と言われ、勢いで入籍してしまった。ところが、なんと彼は五十鈴限定のストーカーだった!? 次々と明らかになる行き過ぎた行動。常軌を逸した愛情なのに、なぜか胸が高鳴ってしまい――。イケメン御曹司とのあぶない激甘新婚生活。
基本情報
| 著者 | 七福さゆり |
|---|---|
| 発売日 | 2024/06/28 |
| ページ数 | 270ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 77 |
口コミ
- 題名どおりの本物のストーカーぶりを、ヒーローが爽やかにやってのけるのが笑えるという声がありました。テンポよくサクサク読めます。
- ヒーローの行動が変態的すぎて、好きになれないという声がありました。許嫁へのざまぁが物足りず、終盤が駆け足だという意見もあります。
重さをたっぷり味わうなら
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます (沖田弥子)
ポイント ヒロインが元恋人と別れるのをひたすら待ち続けたエリート
職場の後輩に恋人を奪われた地味OLの澪。終業後にこらえきれず泣いていたところを、営業部のイケメンエリート・明夜に見つかってしまう。優しく慰められ、居酒屋で事の顛末を話すうちに、なぜかそのまま一夜を過ごすことに。傷ついた自分を慰めてくれただけ――と思っていたのに、翌朝、彼に婚姻届へのサインを求められ、あれよあれよという間に新婚生活が始まって……。執着強めな旦那様と尽くし系OLの、交際0日婚から始まる溺愛ラブ。文庫だけの書き下ろし番外編も収録。
基本情報
| 著者 | 沖田弥子 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/12/01 |
| ページ数 | 352ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 80 |
口コミ
- ヒロインに一目惚れし、元恋人と別れるのをひたすら待ってチャンスをものにしたヒーローの執着が徹底していて、ヤンデレや執着ものが好きな人にはたまりません。これでもかというほどの溺愛に、深い愛を感じました。
- 坊ちゃん育ちなのに実家とは関係のない会社で実績を積んできた、気概のあるヒーローの一面も描かれています。ヒーロー視点で明かされる二人の出会いも印象的でした。
- 家族の愛情に恵まれず、自分に自信のないヒロインが、言葉を聞かないだけで愛されていないと思い込む後半の展開に、イライラしたという声がありました。
- 閨の場面がかなり多く、会社での場面など行き過ぎに感じる描写もあります。ヒロインを苦しめた元恋人たちへの報いも軽く、すっきりしませんでした。
せっかく死に戻ったのだから、ヤンデレマフィアの溺愛ルートだけは嫌なんですが (戸瀬つぐみ)
ポイント 今度こそ二度と手放さないと誓った、マフィアの執着
父の遺した借金のため偽装結婚した夫と、その愛人に毒殺された子爵令嬢ルーチェ。気がつくと、時は二年前に戻っていた。結婚前、悪名高いマフィアのドン・アルバーノが家に踏み込んできたあの日。ところが記憶とは違い、彼は紳士的にルーチェへ手を差し伸べ、借金をすべて肩代わりすると言って強引に結婚してしまう。一度目の人生とはまるで違う彼の優しさに、ルーチェは少しずつ心を許していくが――。一途な悪党と薄幸の令嬢が、二度目の人生で最悪の結末に抗う死に戻りロマンス。
基本情報
| 著者 | 戸瀬つぐみ |
|---|---|
| 発売日 | 2026/02/05 |
| ページ数 | 318ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 今度こそ二度と手放さないと誓ったヒーローの、重すぎるほどの執着と一途さが胸に響きます。彼の気持ちが明かされるたびに愛の重さを思い知らされ、エピローグは本当に最高でした。
- 守られるだけでなく、自分の居場所を得て強くなろうとするヒロインの成長に好感が持てました。二人が過去の因縁を断ち切る場面は格好よく、必見です。
- 銃や車が出てくるのに貴族社会が残っている世界観が新鮮でした。二人の死に戻りが並行して描かれる構成が見事で、謎解きや復讐もあって最後まで飽きません。
- いつから、なぜそこまでヒロインを好きなのかの説得力が少し弱く、ストーカーのような執着には引っかかりを感じました。マフィアで貴族という設定にも違和感が残ります。
- ヒロインを苦しめた父親や元夫への決着のつけ方に、物足りなさや納得のいかなさを感じる人もいそうです。
独占欲強めの幼馴染みと極甘結婚 Fuyu & Junya (本郷アキ)
ポイント ヒロイン以外は親でさえどうでもいい、と言い切る夫
隣の家に住む四つ年上の純也お兄ちゃんに、これでもかと甘やかされて育った幼なじみのふゆ。幼い頃から大好きだった彼と、学校を卒業すると同時に結婚したものの、エリート警察官を目指す彼の都合で、甘い新婚生活はすぐに別居生活に。それから五年――ようやく叶った二人の暮らしは、打って変わって甘すぎる毎日で!? 「部屋に閉じ込めて、俺しか見えなくしてやりたい」。ヤンデレ夫と一途な妻の極甘結婚ライフ。
基本情報
| 著者 | 本郷アキ |
|---|---|
| 発売日 | 2021/07/01 |
| ページ数 | 290ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- ヒロイン以外はどうでもいいと言い切る、ぶれないヤンデレ夫の重い執着愛が最高だという声がとても多くありました。
- どちらも昔から相手一筋で、ほかの女性で発散していた過去などがないので、安心して読めると評判です。
- 恋愛の場面がとても多く、濃厚すぎるという声がありました。
- ストーカーのような同僚女性の件が怖く、その後がはっきり描かれないのが残念だという意見もあります。
2度目の人生は鳥籠から脱出するはずが前世の夫に捕まえられました ヤンデレ公爵の溺愛花嫁 (クレイン)
ポイント 前世の夫だった公爵が、生まれ変わったヒロインを今度こそ逃がさない
伯爵令嬢でありながら、王女の女官兼護衛として鍛錬を重ねるクリスティナ。ある理由から結婚するつもりのない彼女に、美貌の公爵アルベルトが熱烈に求婚してくる。断っても「君を愛することだけは許してほしい」と引き下がらない彼に根負けして結婚したものの、彼はなんとか彼女を囲い込もうと必死で……。前世の記憶を抱えた二人がやり直す、転生ロマンスです。
基本情報
| 著者 | クレイン |
|---|---|
| 発売日 | 2018/08/01 |
| ページ数 | 284ページ |
| 評価 | 4.7 |
| スコア | 93 |
口コミ
- 前世の出来事が少しずつ明かされ、最後にきちんと辻褄が合う構成が見事だと好評です。森での場面や、時を越えた愛の台詞に涙が止まらなかったという声が多くありました。
- 「同じ轍は踏まない」と嫌われないよう必死に努力するヤンデレ公爵がかわいいと評判です。筋肉を鍛えた凛々しいヒロインと、脳筋一家や王太子など脇役も魅力的だという声がありました。
- ヒロインが鍛えた体つきなのに、イラストでは普通の令嬢に描かれていて残念だったという意見があります。前世の場面がもう少し読みたかったという声もありました。
選ぶときのコツ
ヤンデレものの中には、ヒロインの意思を無視する強引な場面を含む作品もあります。
当サイトの書籍ページの「気になる点」で、苦手な描写がないか確かめてから選んでください。
あわせて読みたい
作品の一覧はヤンデレヒーローのTL小説、執着の強いヒーローは執着愛のTL小説、レーベルではソーニャ文庫もおすすめです。
