市尾彩佳のTL小説おすすめ|すべては策士ヒーローの手のひらの上

市尾彩佳さんは、ソーニャ文庫やヴァニラ文庫、エタニティ文庫で作品を発表しているTL作家です。

ヒロインを手に入れるために周到に策を巡らせるヒーローが多く、口コミでは「終盤の種明かしが見事」「腹黒い執着なのに明るく軽快に読める」という声が目立ちます。

もくじ

口コミから見える作風

終盤の種明かし

周りの人物がみなヒーローの策略に動かされていたとわかる展開が特徴です。

張りめぐらされた策が明かされていく爽快さが評判です。

執着とコメディの両立

腹黒い執着を描きながらも、軽快なラブコメとして読ませる筆致が好評です。

少し変わった夫に振り回される新婚もののような、笑える作品もあります。

気高いヒロイン

どん底でも矜持を失わないヒロインや、噂に惑わされず夫の本当の姿を自分の目で確かめるヒロインなど、芯の強さが魅力です。

おすすめの作品

結婚できずにいたら、年下王子に捕まっていました (市尾彩佳)

ポイント 幾重もの策略が明かされていく、軽快な執着ラブコメ

持ち込まれる縁談がなぜか次々と立ち消えになり、すっかり嫁き遅れと呼ばれるようになった伯爵令嬢ジュディス。社交界でひっそりと過ごしていた彼女に、かつての遊び相手だった第三王子フレデリックが突然結婚を申し込む。どうして自分なのかわからないまま婚約は進み、力強く導いてくれる彼に惹かれていくジュディス。けれど、彼女の知らないところで積み重ねられてきた王子の長い長い独占欲が、少しずつ明らかになっていき……。策士な年下王子と生真面目な令嬢の、執着と恋の物語です。

基本情報

著者市尾彩佳
発売日2022/09/01
ページ数318ページ
評価 4.0
スコア80

口コミ

良い点
  • 周囲の人物のほとんどが王子の手のひらで踊らされていたとわかっていく展開が爽快で、二重三重に張りめぐらされた策略を楽しんだという声が多くありました。
  • 腹黒い執着を描きながらも、明るいラブコメディとして軽快に読ませる筆致が好評です。ヒロインの前でだけ見せる可愛らしい顔や、最後に第三者の口から明かされる王子の本心に震えたという感想も目立ちます。
  • 挿絵がきれいで、番外編まで楽しめたという声もありました。
悪い点
  • 王子の策略のせいでヒロインが長くつらい思いをしたことや、忠告を聞かず友人を信じ続けるヒロインの頑なさにもやもやしたという意見があります。
  • 説明や解説のような場面が多い、レーベルに期待するほどの歪みはなかったという声もありました。

お義兄様の籠の鳥 (市尾彩佳)

ポイント すべてが義兄の手のひらの上。終盤の種明かしが見事

田舎の修道院で、貧しくも清らかに暮らしてきたアンジェ。ある日、義兄だと名乗るヘデン侯爵クリストファーが現れ、彼女を屋敷へ迎え入れる。神々しいほど美しい義兄に大切にされるうち、アンジェの心は揺れ始めるが、血のつながりがなくても兄妹の恋は世間では許されない。距離を置こうとする彼女を、義兄は決して手放そうとせず……。すべてを計算し尽くした侯爵の、長く深い執着を描く物語です。

基本情報

著者市尾彩佳
発売日2019/11/01
ページ数316ページ
評価 4.1
スコア81

口コミ

良い点
  • 何もかも義兄の手のひらの上だったと明かされる終盤の種明かしが見事で、予想を上回ったという声が多くありました。腹黒で周到なヒーローが好評です。
  • 言葉選びがきれいで読みやすく、恋心がふくらんでいく過程が丁寧に描かれていると評判です。ヒロインの親友ゾーイや厩番の老人など脇役も印象に残ったという感想があります。
  • 病んだ義兄の表情をとらえた表紙や挿絵が、仄暗く謎めいた物語の雰囲気によく合っているという意見もあります。
悪い点
  • ヒーローの執着が愛というより自己愛に見え、ヒーロー視点の章で引いてしまったという声がありました。
  • ヒロインの話し方や考え方に苛立った、義理の兄妹が許されない理由づけが弱いという意見もあります。

死神元帥の囚愛 (市尾彩佳)

ポイント 冷酷な軍人と気高い王女。ソーニャらしい歪んだ愛

暗愚な王と王太子を倒したクーデター。捕らえられた王女エルヴィーラの前に現れたのは、王も王太子も、そして自分の父までも手にかけた、血にまみれた初恋の人ウェルナーだった。「俺がクーデターに協力した目的は貴女だ」と告げる彼に、エルヴィーラは囚われの身として求められ続けることになり……。冷酷な軍人と、民を思う王女の歪んだ愛を描く、国を揺るがす執愛の物語です。

基本情報

著者市尾彩佳
発売日2018/05/01
ページ数302ページ
評価 3.5
スコア74

口コミ

良い点
  • 人の心がわからないまま、王女を手に入れるためだけに策を巡らせるヒーローのヤンデレぶりが、まさにソーニャ文庫らしい歪んだ愛だと好評です。人を選ぶが好みにはたまらないという声がありました。
  • どん底でも矜持を失わず、最後にはヒーローの歪みまで理解して受け入れる気高いヒロインが格好良かったと評判です。侍女を守る場面や、食べ物のおいしさを知っていく場面が印象に残ったという意見もあります。
悪い点
  • 官能的な場面が長く多すぎて、クーデターや国政の話が薄くなったという声が多くありました。
  • 結末でヒーローと宰相の本音がわかり後味が悪かった、登場人物の描き込みが薄いという意見もあります。

はじめての一冊は

迷ったら『結婚できずにいたら、年下王子に捕まっていました』から。

気に入ったら続編の引きこもり新婚生活編もあります。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

執着するヒーローが好きならヤンデレヒーロー特集もどうぞ。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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