先輩とは呼べないけれど
真面目でかたぶつな保健所職員の理人は、過去のある出来事がきっかけで潔癖ぎみ。新しい職場で上司の所長として現れたのは、学生時代の先輩で初恋の相手・及川だった。かつての優等生の面影はどこへやら、よれよれの白衣で飄々とふるまう及川に、本気とも冗談ともつかない言葉でからかわれ、理人は調子を狂わされてばかり。それでも十年ぶりに同じ時間を過ごすうち、あの頃の想いがよみがえってきて……。保健所を舞台にした再会愛の物語です。
基本情報
| 著者 | 可南さらさ |
|---|---|
| 発売日 | 2013/10/01 |
| ページ数 | 291ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
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口コミ
良い点
- 保健所の仕事ぶりが丁寧に描かれたお仕事ものとして面白く、保護犬「クロさん」をめぐるエピソードに泣けたという声が多くありました。理人がクロさんに敬語で話す姿もほほえましいと好評です。
- 誤解からすれ違っていた両片思いの二人が、時間をかけて初恋をやり直していく過程がじれったくも心地よいと評判です。くっついた後を描く後半の話も可愛いと喜ばれています。穂波ゆきねさんのイラストも美しいと好評です。
悪い点
- どこかで読んだような展開もあり、前半は理人のつんけんした態度が鼻についたという声がありました。
- 電子版には挿絵が入っておらず残念だったという意見もあります。
