月影の雫
戦に敗れたジュムナ国の貴族サディアは、家族にも見捨てられ、敵国の軍人レゼジードに命を拾われる。与えられる優しさに心を寄せていくサディアだったが、やがて彼が自分を通して別の誰かを見ていることに気づく。生かされた理由を知ってもなお、サディアはある覚悟を決めて……。身代わりとして生きる者の切ない想いを描いたファンタジーです。
基本情報
| 著者 | いとう由貴 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/04/01 |
| ページ数 | 249ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 生かされた理由を知っても恨まず、身代わりの務めを引き受ける健気な姿に泣けたという声が多くありました。月に祈る場面が胸に残ったという意見があります。
- 悪の在りかがはっきりしていて物語の行き先がわかりやすく、意外な黒幕もいて一気に読めたと好評です。主君への忠義と想いの間で揺れる攻めの苦悩も読みどころだと評判です。
悪い点
- 事件のあと、受けを駒として扱おうとした神官と二人が和やかに話しているのが腑に落ちなかったという声が多くありました。
- 攻めが想いに気づくのが遅く煮え切らない、身代わりを決めてからの展開に違和感があったという意見もあります。
