朝霞月子さんは、リンクスロマンスで作品を発表しているBL作家です。
同じ世界を舞台にした作品がいくつもあり、シリーズで読み継ぐ楽しみがあります。
口コミでは「意地悪な人がほとんど出てこず癒やされる」「脇役まで魅力的」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
読み応えのある大ボリューム
二段組の長いお話が多く、前半の穏やかな日常から後半の緊迫した展開へと進む構成が好評です。
前振りや会話が長いという声もありますが、そのぶん世界観にじっくり浸れると評判です。
脇役とつながる世界
騎士団の副団長と黒竜、神々の里の医者の神様など、脇役が主役になるスピンオフも人気です。
別の作品に同じ世界の名前が出てくるのを楽しむ読者もいます。
おすすめの作品
空を抱く黄金竜 (朝霞月子)
ポイント ぐうたらだが戦えば最強の団長と、ひたむきな王子。騎士団シリーズ1作目
貧しい小国ルインの第二王子エイプリルは、国のために隣の強国シルヴェストロへ騎士として出稼ぎにやって来ます。ところが配属されたのは、普段はだらしない騎士団長フェイツランドの世話係。豪快な団長になぜか気に入られ、何かと構われる毎日が始まりますが、やがて母国に戦の危機が迫って……。曲者ぞろいの騎士団を舞台にしたファンタジーのシリーズ第1作です。
基本情報
| 著者 | 朝霞月子 |
|---|---|
| 発売日 | 2014/02/01 |
| ページ数 | 259ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 真面目で素朴、食いしん坊でひたむきな王子エイプリルと、普段はぐうたらなのに戦いになると圧倒的に強い団長フェイツランドのやり取りが楽しいと好評です。
- 副団長ノーラヒルデなど騎士団の幹部たちが個性豊かで、脇役の魅力も大きいと評判です。前半の騎士団でのほのぼのした日常から、後半は母国を巡る緊迫した戦いへと展開し、二段組の大ボリュームで読み応えがあるという声が多くありました。
- 祖父の手紙に泣かされた、一角兎のプリシラに癒されたという声もあります。同じ作者の月神シリーズと世界がつながっている点も楽しめたという意見があります。
- 序盤は文章が読みにくく、登場人物の多さや背景の複雑さに戸惑ったという声がありました。キャラクター同士の掛け合いが冗長に感じた、二人が惹かれ合う理由がもう少し欲しかったという意見もあります。
月神の愛でる花 (朝霞月子)
ポイント 孤独な皇帝の心をほどいていく、ほのぼのとした異世界トリップ
ある日突然、見知らぬ異世界に迷い込んだ佐保。裁縫店の一家に温かく迎えられて暮らしていたが、逃げ出した他国の姫の身代わりとして、皇帝の後宮に上がることになってしまう。そこで出会ったのは、毒の痕を仮面と長衣で隠し、伴侶を持つことを諦めていた孤独な皇帝で……。まっすぐな心が閉ざされた心をほどいていく、異世界トリップ・ファンタジーのシリーズ第1巻です。
基本情報
| 著者 | 朝霞月子 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/10/01 |
| ページ数 | 274ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 意地悪な人物がほとんど出てこず、ほのぼのとした空気に癒されたという声が多くありました。家臣や周囲の人々など脇役の魅力も好評です。
- 二段組の大ボリュームながら読みやすいテンポで、世界観にじっくり浸れると評判です。子守唄を歌う場面や、神花が蔓を伸ばして佐保を助ける場面が印象に残ったという声もあります。
- 「ふうわり」など独特の言い回しが繰り返されるのが気になったという意見があります。
- 二人の関係がなかなか進まず、続巻では日常の話が中心で展開が遅いと感じた読者もいました。
ちいさな神様、恋をした (朝霞月子)
ポイント 人の世界でけんめいにがんばる神様の恋。泣けたという声多数
神々が暮らす山あいの津和の里に住む、手のひらほどの小さな神様・葛。ある日、里に迷い込んで行き倒れていた人間の画家を拾い、初めて目にする人間と一緒に暮らし始める。彼の話す外の世界や彼の描く絵に心を奪われていく葛だったが、やがて彼は里を去り……。ひたむきな小さな神様の恋を描く、心温まるファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 朝霞月子 |
|---|---|
| 発売日 | 2015/04/01 |
| ページ数 | 259ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 一途でけなげな葛が、慣れない人間の世界でけんめいにがんばる姿に泣かされたという声が多くありました。家電のボタンに番号を書いて覚えるといった細かな描写がかわいいと評判です。
- 葛をかわいがる里の神々がそれぞれ魅力的で、のどかな前半の雰囲気に癒されるという意見があります。カワイチハルさんの表紙イラストが世界観にぴったりだと好評です。
- 記憶を失った画家が葛を危険な目にあわせる後半の展開がどうしても許せない、攻めを好きになれなかったという声が多くありました。
- 内容の割に長く感じる、葛が彼に惹かれる理由が弱い、本文に挿絵がないのが残念という意見もあります。
はじめての一冊は
異世界の宮廷ものなら『月神の愛でる花』、騎士団の活劇を楽しみたいなら『空を抱く黄金竜』から読み始めるのがおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
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