市川紗弓さんは、ルビー文庫で獣人やオメガバースのファンタジーを発表しているBL作家です。
口コミでは「ちびっこが可愛い」「少しずつ家族になっていく過程が温かい」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
もふもふのちびっこ
雪豹の姿になる小さな王子や、ふわふわの羽毛の雛鴉の弟など、幼い子どもたちが可愛いという声がとても多くありました。
家族になっていく温かさ
つらい過去を背負った人たちが、料理や日々の暮らしを通して少しずつ家族になっていく物語が好評です。
料理の描写がおいしそうだという感想もあります。
陰謀や事件も楽しめる
宮廷の陰謀や出生の秘密、王子の秘密と主人公の体質の謎など、事件の展開も読み応えがあると評判です。
その分、恋愛の場面は少なめだという声もありました。
おすすめの作品
軍神虎は花嫁Ωを甘やかす (市川紗弓)
ポイント 異世界に迷い込んだ青年を、寡黙な虎の軍人がとことん甘やかす
猫に導かれて迷い込んだ異世界で、漣は金色の虎に出会う。その正体は、軍神の力を宿す軍人・イルファン。漣は国の危機に現れる「救国のオメガ」であり、王太子の花嫁として迎えに来たのだという。反発しながらも、帰る方法を探すため王都へ向かう旅に加わった漣を、イルファンは守ると誓ってとことん甘やかす。惹かれずにはいられない漣だったが、王都では花嫁をめぐる王族の争いが待っていて……。異世界トリップとオメガバースを組み合わせたファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 市川紗弓 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/12/01 |
| ページ数 | 251ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- ペルシャを思わせる異国の雰囲気に、政治や神話の要素を組み合わせた世界観が魅力的だと好評です。寡黙で我慢強いのに、つい過保護になってしまうイルファンが可愛いという声がありました。
- 突然異世界に連れてこられても周りを思いやれる漣の前向きさに好感が持てると評判です。理解ある王太子など脇役にも好感が持てるという意見が多くありました。
- 先の展開が読めてしまう、設定を盛り込みすぎて解決が慌ただしく不完全燃焼だったという声がありました。会話が説明的で、キャラクターが全体に薄味だという意見もあります。
金豹王と子育て幸せレシピ (市川紗弓)
ポイント 天涯孤独の料理人と金豹の国王、雪豹の小さな王子の王宮ごはん
若き国王ウィルバートの甥である王太子を助けた料理人のノエルは、そのお礼として王宮に招かれる。褒美に望んだのは、一緒に食卓を囲むこと。ノエルの料理を美味しそうに頬張る小さな王太子の姿を見た王から、料理番として仕えてほしいと頼まれて……。天涯孤独の料理人と、金豹の国王、もふもふのちびっ子王子が家族になっていく、王宮ごはんファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 市川紗弓 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/10/01 |
| ページ数 | 236ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 料理描写がおいしそうで、つらい過去を背負った三人が幸せな家族になっていく優しい物語だと好評です。雪豹の姿の小さな王子が可愛いという声が多くありました。
- 宮廷の陰謀や出生の秘密をめぐる話がきれいにつながり、堅実な文章と構成で歴史もののように楽しめると評判です。調理場を汚す嫌がらせにノエルが怒る場面がかっこいいという意見もあります。
- 恋愛の要素が少なめで、結ばれた翌朝に終わるなど全体に物足りなさを感じたという声がありました。ノエルの立場が保証のないままなのが気になるという意見もあります。
若葉さん家の箱入りオメガ (市川紗弓)
ポイント 役者の夢を諦めた青年が、実業家の恋人と家族に支えられ再挑戦
アルファばかりの若葉家の四兄弟で、ただ一人オメガとして生まれた三男の瑤。過保護に育てられた彼は、幼い頃に子役として注目されながら、オメガとしての早すぎる目覚めのせいで役者の道を諦めていた。バイト先のオメガの子どもたちの施設で、元モデルの実業家カイと出会い、芸能界からスカウトを受けたことで、心の奥の夢が再び疼き始め……。夢に再挑戦する青年と訳ありアルファの運命の恋を描くオメガバースです。
基本情報
| 著者 | 市川紗弓 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/07/01 |
| ページ数 | 233ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 役者の夢を諦めていた主人公が、恋人や家族に支えられて一歩を踏み出す姿がすがすがしいという声が多くありました。
- 紳士的なスパダリのカイと、瑤を溺愛するブラコンの兄弟たちが好評です。オメガバースにありがちな危ない展開がなく、安心して読めると評判です。
- 主人公のためらう期間が長く、オーディションに受かったところで終わるのは物足りないという声がありました。
- 魅力的な兄弟や役者仲間が活かしきれていない、裕福な設定のせいで悩みに共感しにくいという意見もあります。
いらないカラスは金狼王子と家族になりたい (市川紗弓)
ポイント パン屋を営むカラスの青年と、面倒見のいい不良の狼王子
鴉鳥人の名家に生まれながら、ある体質のせいで軍人になる道を諦めたトア。今は小さな「パンと焼き菓子の店」を営み、ささやかに暮らしている。ある日、幼い弟のルッデが、不良王子と噂される狼獣人リカルドを客として店に連れてきてしまう。王族らしからぬ粗野な言動に最初は怯えたトアだったが、ルッデの飛行訓練を手伝ってくれるなど、意外に面倒見のいい一面を知り、次第に惹かれていく。けれど、リカルドが密命を帯びて追う事件に、トアたちも巻き込まれて……。心優しき不良狼王子と弟思いのカラスの、ほんわか溺愛BL。
基本情報
| 著者 | 市川紗弓 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/09/01 |
| ページ数 | 254ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 幼い弟ルッデがとにかく可愛く、雛鴉のふわふわの羽毛にも癒されました。親の愛に恵まれなかった主人公が、王子と出会って自信を取り戻し、少しずつ家族のようになっていく過程が温かいです。
- 派手な見た目で口は悪いけれど、実は面倒見のいい兄貴肌の王子が魅力的でした。主人公の体質の謎と王子の秘密が少しずつ重なっていく事件の展開も面白く、一気に読めます。
- 二人の恋愛の場面は終盤に少しあるくらいで、ラブの要素はやや薄めです。
- 結ばれたあとも主人公はパン屋を続けるのか、王子は通うのかなど、細かい点が気になりました。もう少し長く、挿絵の多い本で読みたかったです。
はじめての一冊は
はじめてなら『金豹王と子育て幸せレシピ』からどうぞ。
おいしそうな料理と小さな王子の可愛さに癒やされる一冊です。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
