人は獣の恋を知らない
婚約式の場で大怪我を負い、政略の駒になれなくなった王妹フェリシア。兄である王の計らいで、彼女は兄の腹心であり初恋の人でもあるオーウェンと結婚することになる。けれど彼の献身ぶりは夫というより従者のようで、夫婦らしい時間は訪れないまま。不本意な結婚を強いてしまったと心を痛め、彼のもとを去ろうとするフェリシアだったが、オーウェンは理性の仮面を外すように、隠してきた激しい想いをぶつけてきて……。忠実な側近と薄幸の王妹の執着愛を描くTLロマンスです。
基本情報
| 著者 | 栢野すばる |
|---|---|
| 発売日 | 2019/02/01 |
| ページ数 | 334ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
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口コミ
良い点
- 自分の中の「獣」を理性で抑えようと苦しむオーウェンの人物描写が丁寧で濃いと評判です。フェリシアに受け入れられて安堵の涙を流す場面が胸に迫ったという声が多くありました。
- 守られるだけの姫ではなく、オーウェンの闇ごと受け入れ、迷いなく愛を伝えるフェリシアが魅力的だという感想があります。怪我の設定が物語のなかでしっかり生かされているという声もありました。
- 歪んでいながらも一途な、ソーニャ文庫らしい執着愛を堪能できると好評です。鈴ノ助さんの表紙が二人の関係をよく表しているという感想も目立ちました。
悪い点
- 政治的な陰謀の描き方が抽象的で、なんとなく兄王やヒーローが解決した印象だったという意見があります。
- 獣と呼ぶほどの怖さはなく、思ったより甘めの話だったという声もありました。
