パラスティック・ソウル 1
ある科学者が亡くなり、「最後の晩餐」に招かれた縁もゆかりもない四人に、願いの叶う薬が配られた。大学生の八尋は、その薬を大嫌いな相手ジョエルに飲ませる。自分を好きになるように、というほんの意趣返しのつもりで……。父の遺産のありかを聞き出すため、兄の亡骸に薬を飲ませたバートの愛憎を描く「dear brother」なども収録。犬の耳と尾を持つ人々が暮らす近未来を舞台にした、愛の物語のシリーズ第1巻です。
基本情報
| 著者 | 木原音瀬 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/09/01 |
| ページ数 | 254ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 87 |
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口コミ
良い点
- 章ごとに主人公が替わりながら人物同士が少しずつつながっていく構成が緻密で、よく作り込まれていると評判です。読み返すたびに発見があるという声が多くありました。
- 薬がきっかけの偽りの恋から本物の想いへ変わっていく八尋とジョエルの話、すれ違ったまま切ない結末を迎えるバートと兄の話に号泣したという感想が目立ちます。
- ワクチンの副作用で犬の耳と尾を持つ「ビルア種」が生まれた近未来という設定が新鮮で、SFが苦手でも楽しめたという声もあります。
悪い点
- 1巻では謎がほとんど明かされず、人物関係が複雑なので頭を整理しながら読む必要があるという意見がありました。
- 恋愛の要素は薄めで、痛い展開や救いのない話もあるため、好みが分かれるという声もあります。
