朝から晩まで主のそばにいるのに、決して越えてはいけない一線がある。
侍女やメイドとして働くヒロインの恋は、身分の違いに揺れる切なさと、懸命に働く姿が認められていく喜びが魅力です。
変装して王宮に潜り込むヒロインや、住み込みの家政婦として気難しい主人の心をほぐしていくヒロインなど、仕事ぶりそのものが物語を動かします。
反対に、令嬢に生涯を捧げる執事ヒーローとの主従の恋も、忠誠と恋心のはざまで揺れる味わいがあります。
こんな人におすすめ
- 働き者のヒロインが主人に見初められる物語が好きな方
- 身分の違いを越えて結ばれる、王道の主従ロマンスを読みたい方
- 敬語で一途に尽くす執事ヒーローにときめきたい方
王宮で仕える侍女の恋
うちの姫様を選ばないなんてどうかしてる! 若き皇帝はお付きの侍女を溺愛する (小山内慧夢)
ポイント 姫を守ろうとした筆頭侍女が、なぜか皇帝に気に入られる
王女クリスティーヌに仕える筆頭侍女マチルダは、ムイール帝国の皇帝が開く舞踏会に姫のお供として出席する。ところが、姫を馬鹿にした他国の姫と言い争った拍子に、皇帝に無礼を働いてしまった。主に咎が及ばないよう何でもすると願い出たマチルダに、皇帝は思いもよらない命令を下す。皇帝の伴侶にふさわしいのは姫様のはずなのに……。忠義者の侍女と若き皇帝の、すれ違いの恋物語です。
基本情報
| 著者 | 小山内慧夢 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/07/30 |
| ページ数 | 285ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 王女への忠義を貫くマチルダの思い切りのよさと、少し不器用な皇帝の組み合わせが好評で、両片思いのもどかしさが楽しめるという声がありました。
- すれ違いや悪役の登場による事件、皇帝のペットのもふもふ、ヒーロー側の視点まで盛り込まれながら上手くまとまっていると評判です。
- ウエハラ蜂さんのイラストが美麗だという意見が多くありました。番外編や王女と護衛騎士の恋も楽しめるという声もあります。
- マチルダの勘違いが最後まで続き、近づいては離れる二人の距離感にもどかしさを超えて疲れたという声が多くありました。
- ヒーローがヒロインを見初めたきっかけが終盤に唐突に出てくる、宰相など脇の人物の扱いに引っかかるという意見もあります。
王太子さまの甘すぎる偏愛 おあずけは初夜まで (月城うさぎ)
ポイント 王女付きの侍女が、知らないうちに王太子の花嫁に選ばれていた
王女付きの侍女として仕えるミリアは、ある日、自分が王太子エリオットの花嫁に選ばれていたと知って驚く。運命の乙女を占う儀式で、知らないうちにその印が体に浮かんでいたのだ。気づいたときには、見目麗しい王太子にすっかり囲い込まれていて……。欲望に正直すぎる王太子の一途な偏愛を、明るいコメディタッチで描いた溺愛ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 月城うさぎ |
|---|---|
| 発売日 | 2018/05/18 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 美しいのに変態で腹黒、でもヒロインひと筋という王太子が新鮮で笑えると好評です。最初から最後まで溺愛がぶれず、安心して読めるという声が多くありました。
- 表紙や挿絵が色気たっぷりで美しく、ヒロインも素直で可愛いと評判です。兄の交換条件を一蹴する妹王女が好印象で、番外編もうれしいという意見がありました。
- 大きな事件や波風がなく、山も谷もない話なので物足りなく感じる人もいるという声がありました。
- 王太子が強引すぎて、ヒロインが好きになる理由が見えにくく、流されただけに感じたという意見もあります。
バリキャリですが転生して王子殿下の溺愛秘書として頑張ります!! (火崎勇)
ポイント 身分を隠して働く侍女が、語学の才を見込まれ王子の部下に
前世はバリバリのキャリアウーマンだった侯爵令嬢アンジェリカ。生まれ変わっても働きたいのに、親からは許されない。身分と美貌を隠して王宮で侍女を務めていたところ、有能で美しい第一王子ルークに才能を見抜かれ、強引に部下にされてしまう。恋愛は面倒、仕事のほうが大事と思っていたのに、理想の上司である彼に頼られるうちに、恋を意識し始めて!?
基本情報
| 著者 | 火崎勇 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/04/30 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 語学の才能を生かして外交の場で活躍するヒロインと、性別より能力を重んじる王子の、テンポのいい掛け合いが気持ちいいという声が多くありました。
- 働く女性の姿に説得力があり、お仕事ドラマとしても楽しめると評判です。
- 想いが通じ合ったところで終わってしまい、その後の二人が読みたかったという声がありました。後半は駆け足です。
- 題名の「溺愛秘書」とは内容が少し違う、恋愛面のときめきは控えめという意見もあります。
こじらせ竜騎士王子の溺愛指南 (悠月彩香)
ポイント 職を追われた元令嬢が、偏屈な王太子に拾われて侍女になる
父が罪を犯して亡くなり、家を取り潰された元伯爵令嬢のファリス。身分を隠して王宮で働いていたが、正体が知られて職を追われてしまう。泣いていたところを拾ってくれたのは、偏屈な王太子アヴェンだった。侍女として仕えるうちに彼を慕うようになるが、実はファリスの父は、かつて彼を陥れた人物で……。『きまじめ竜騎士』シリーズのスピンオフです。
基本情報
| 著者 | 悠月彩香 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/03/01 |
| ページ数 | 302ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 前作では残念な王子だったヒーローが、人を愛することを知って成長し、素敵な王子に変わっていく姿に驚いたという声が多くありました。
- 国王の前でヒロインに罪はないと言い張る場面が痺れると評判です。前作を読んでいなくても楽しめます。
- ヒロインが泣いてばかりいるのが気になったという声がとても多くありました。
- ご都合主義的な展開があるという意見もあります。
俺様陛下はメイド王女を逃がさない (貴原すず)
ポイント 疎まれてきた王女が、異母妹の侍女として隣国へ付き従う
正妃の娘でありながら父王に疎まれ、病身の母とともに離宮へ追いやられていた王女エステル。かつて彼女は、怪我をした旅の男を助けたことがあった。やがて隣国の王マテウスと異母妹の政略結婚が決まり、エステルは侍女として付き添うよう命じられる。ところが隣国で待っていた王こそ、あのとき命を救った男だった。「俺が欲しいのは、エステルだ」と異母妹との結婚を棚上げにして迫るマテウス。この政略結婚には何やら裏があるようで……。一途な王と薄幸の王女の執着愛を描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 貴原すず |
|---|---|
| 発売日 | 2022/03/01 |
| ページ数 | 334ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- ヒロインを妻にするために王になったヒーローの、強引だけれど一途な想いが良かったという声が多くありました。母を守るため気持ちを押し殺してきたヒロインが幸せになれて良かったと好評です。
- ヒーローの腹心の侍女カリーナがインパクトのあるキャラクターで、その正体も楽しめたと評判です。イラストが美麗で、特に本文中のヒーローが格好いいという声がありました。
- ソーニャ文庫にしては明るく、文体も読みやすくすいすい読めるという意見もあります。
- わがままな異母妹や父王への報いが弱く、終章で一気に解決するのが駆け足だという声が多くありました。
- ソーニャ文庫らしい歪みや暗さを期待すると物足りない、ヒーローがヒロインの不安を取り除く前に迫るのが強引すぎるという意見もあります。
王族との結婚はもうNGです! 婚約破棄された家出令嬢が王弟殿下に溺愛されるまで (佐木ささめ)
ポイント 家出した令嬢が、侍女に身をやつして謎の貴公子の旅に同行
一方的に王太子に婚約を破棄されたうえ、王家から望まない縁談まで押しつけられた公爵令嬢クリスティーンは、家出を決意する。逃げた先で謎の貴公子マーカスに助けられ、身分を隠して侍女として旅に同行することに。剣の腕も交渉事にも優れた彼は、彼女を溺愛し、ときおり触れてくる。「もっと君に触れる許しがほしい」――求婚までされて想いを通じ合わせるが、実家からの追っ手が迫って!?
基本情報
| 著者 | 佐木ささめ |
|---|---|
| 発売日 | 2022/03/30 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
口コミ
- 男装して国境を越え、銃も扱う行動派のヒロインと、ヒロインにだけ甘くほかには容赦ない腹黒な王弟の組み合わせが楽しいという声が多くありました。
- 愚かな王太子へのざまぁもあり、ストレスなく読めると評判です。二人の旅の場面がもっと読みたかったという感想もあります。
- 王太子妃教育を受けた令嬢なのに相手の正体に気づかないなど、ヒロインが描写ほど賢く見えないという声がありました。
- ヒロインがさらわれる展開がお約束すぎる、要素を詰め込みすぎているという意見もあります。
お屋敷のメイド・住み込みの家政婦
転生聖女は今度こそ天寿をまっとうしたい! ドラゴン侯爵の一途な求愛 (クレイン)
ポイント 聖女の生まれ変わりが、侍女として竜の侯爵の屋敷に潜り込む
世界を救うために犠牲になった聖女の生まれ変わりトゥーリは、今度こそ天寿をまっとうしようと、前世のことを隠して孤児として堅実に暮らしていた。ところが魔王の復活を察知し、かつての仲間で竜の侯爵オリヴェルに世界を救ってもらおうと、侍女として彼の屋敷に潜り込む。けれど彼は、愛した聖女を見捨てた国に愛想を尽かし、魔王討伐に動く気配はない。そしてトゥーリがその聖女の生まれ変わりだと知ったとき、百年こじらせた竜の一途な愛が抑えきれなくなって――。
基本情報
| 著者 | クレイン |
|---|---|
| 発売日 | 2024/12/30 |
| ページ数 | 303ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 91 |
口コミ
- 聖女を失ってから百年、救う方法を研究し続けていたドラゴンの一途さに泣けました。生まれ変わったヒロインに再び惹かれていく戸惑いや、今度こそ失わないという覚悟と執着がとても素敵です。
- 聖女なのに怒りや利己的な気持ちも持っている、人間味のあるヒロインが魅力的でした。前世の犠牲を当たり前とされたことに腹を立てつつ、結局みんなを守ろうとしてしまう熱血でお人好しなところにも好感が持てます。
- かつて聖女を裏切った勇者のその後もきちんと描かれていて、ざまぁの爽快感もあります。悪役は基本的に過去にしかいないので疲れずに読めて、最後は家族の幸せな大団円に満足しました。
- 閨の場面に「ドラゴンセックス」という言葉が何度も出てきて、そこで少し白けてしまいました。この作品ならエロの場面はなくてもよかったと感じます。
- 面白いけれど、転生聖女と一途な溺愛ヒーローという組み合わせに目新しさは感じませんでした。魔王討伐もあっさり進むので、冒険ものを期待すると物足りないかもしれません。
どうか私を買ってください! 侯爵様は押しかけ花嫁を溺愛する (七里瑠美)
ポイント 人嫌いの侯爵のもとで、婚約者兼家政婦として働くことに
父を亡くした元男爵令嬢のリネットは、母の療養費を工面するため、身売り同然の結婚を決意する。自ら交渉に向かった先は、人嫌いで知られる資産家の侯爵・カイル。「私を買ってください」と訴えるリネットに、彼は婚約者兼家政婦として雇うと告げる。買ったことを後悔させまいと懸命に働くリネットに、カイルは少しずつほだされていき……。押しかけ花嫁と不器用な侯爵の、心温まるラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 七里瑠美 |
|---|---|
| 発売日 | 2018/01/01 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 家族思いで働き者のヒロインが明るくたくましく、人嫌いのヒーローが惹かれていくのも納得だと好評です。悪人らしい悪人が出てこない優しいお話だという声が多くありました。
- 表紙だけでなく挿絵も丁寧で美しいと評判です。腹黒な執事とヒーローのやり取りが面白く、ラブコメとして楽しめるという意見もあります。
- 展開が淡々としていてダイジェストのよう、二人がどこで恋に落ちたのか分かりにくいという声がありました。ヒーローの口調が挿絵の印象とずれているという意見もあります。
引きこもり侯爵のメイド花嫁 (秋野真珠)
ポイント 辺境の屋敷のメイドと、髪を伸ばし放題の変わり者の侯爵
思いがけない成り行きで、辺境の侯爵邸でメイドとして働くことになったアイラ。屋敷の主ルーカスは、顔が見えないほど髪を伸ばし、貴族らしからぬ格好をした変わり者の若き侯爵だった。人嫌いで結婚する気もないと言い張っていた彼が、アイラの顔を見た途端に態度を一変させ、突然彼女と結婚すると言い出して……。人嫌いの侯爵と世話焼きの没落令嬢が織りなす、身代わり花嫁の溺愛新婚ラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 秋野真珠 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/11/01 |
| ページ数 | 334ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 駄々っ子のようなのに、いざとなれば侯爵としても騎士としても超有能という残念なイケメン侯爵が好評です。作者らしい振り切ったヒーローに今回も笑ったという声が多くありました。
- 裸でベッドに寝転ぶ侯爵に冷めた目で布団をかけるヒロインなど、コミカルなやりとりが面白いと評判です。黒熊の毛皮をかぶった姿を描いた挿絵がシュールで笑ったという意見もあります。
- 前半は爆笑コメディなのに終盤はシリアスに転じ、つらい過去を抱えたヒロインがヒーローに救われていく展開に引き込まれたという声がありました。
- 人前では有能なのにヒロインの前ではまるで駄目という振り幅に無理がある、国王や令嬢の行動が不自然という声がありました。
- 伏線が回収されていない、いつもの作品ほどヒーローの歪みが強くなく物足りないという意見もあります。
雇われメイドと眠れない伯爵 幽霊屋敷の恋 (山野辺りり)
ポイント 幽霊屋敷で働くメイドと、霊障に悩むひねくれ者の当主
家族を助けるため、幽霊屋敷と噂される伯爵家でメイドとして働くことになったヒロイン。待っていたのは、霊が見えて霊障に悩まされ、すっかりひねくれてしまった当主だった。反発し合う二人だったが、霊を見ることも感じることもない彼女には、なぜか霊を祓う力があって……。屋敷に潜む謎と身分違いの恋を描く、ほんのりホラー風味のロマンスです。
基本情報
| 著者 | 山野辺りり |
|---|---|
| 発売日 | 2016/06/01 |
| ページ数 | 286ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 78 |
口コミ
- 霊が見えるヒーローと、見えないのに祓えてしまうヒロインの組み合わせが面白いという声がありました。当主の可哀想な生い立ちを包み込むヒロインの愛情と、両片思いの切なさが好評です。
- 怖さは控えめで、ホラーが苦手でも普通に読めると評判です。「生きている人間が一番怖い」というお話で、ハッピーエンドに安心したという意見もあります。
- 謎が最初から予想できる、ヒロインが好きになる理由が外見と成り行きに見えるという声がありました。
- 黒幕が案の定だった、終盤の急な覚醒や身分差の解決が駆け足だったという意見もあります。
塩対応家政婦な私が、ご主人様の不埒な求愛で堕とされました 冷徹ニュースキャスターは危険な愛したがり (西條六花)
ポイント テレビを見ない家政婦は、依頼主が人気キャスターだと知らない
病弱な弟の治療費のため、花屋と家事代行の仕事を掛け持ちする依子。新しい派遣先の依頼主は、サングラスとマスクで顔を隠した無愛想な男性・慶一だった。テレビを見ない依子は、彼が話題の人気ニュースキャスターだとは知らず淡々と仕事をこなす。その飾らない態度が、表の顔に疲れた慶一の心を動かし……。秘密の関係から始まる溺愛ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 西條六花 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/12/08 |
| ページ数 | 315ページ |
| 評価 | 4.0 |
| スコア | 80 |
口コミ
- 最悪の出会いから少しずつ打ち解け、恋人になっていく過程がワクワクして楽しかったという声が多くありました。依子の前でだけ素を見せる慶一が素敵だと好評です。
- 頑張り屋で塩対応な依子に好感が持てると評判です。二人の家庭の事情も盛り込まれ、慶一の家族の温かさに心が和んだという意見もあります。
- 慶一と実の母親との関係を恋人に隠したまま誤解を招く展開が不自然に感じられ、誠実さが損なわれたという声がありました。
- 依子の義母の件はもっと早く対処できたのでは、挿絵がないのが残念という意見もあります。
俺様御曹司の激愛包囲網 かりそめのはずが心まで奪われました (佐木ささめ)
ポイント 住み込み家政婦のヒロインが、御曹司の会社の騒動を機転で乗り切る現代もの
家族から家政婦のように扱われ、家業のために意に沿わない見合いを迫られていた美哉。思い切った行動の末に出会ったのは、一目で心を奪われた御曹司だった。やがて彼の家で住み込みの家政婦として働くことになった美哉は、彼の強引で深い愛情に包まれていく。けれど、まわりには波乱を呼ぶ人物も現れて……。不遇なヒロインが幸せをつかむ溺愛ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 佐木ささめ |
|---|---|
| 発売日 | 2017/03/01 |
| ページ数 | 281ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 冷静で機転のきくヒロインが、ヒーローの会社がらみのトラブルを自力で切り抜けるのが好評です。賢く芯のあるヒロインを応援したくなるという声が多くありました。
- 毒親に苛立ちながらも、不遇なヒロインがだんだん幸せになっていく展開に引き込まれたと評判です。かっこいい女性秘書などの脇役や、バイクの場面が好きだという声もあります。
- ここで終わるのかという中途半端な結末で、ヒロインのその後の活躍まで読みたかったという声が多くありました。
- 挿絵がイメージと違って話に入り込めなかったという意見が複数あります。ヒーローの気持ちがわかりにくい、印象が薄いという声もあります。
執事と令嬢、主従の恋
執事の狂愛 (桜井さくや)
ポイント 終始敬語で尽くす執事と令嬢の、主従から夫婦への道のりを描く
貴族令嬢マチルダがひそかに想いを寄せているのは、かつて事故から身を挺して彼女を守ってくれた執事のキースでした。家のために決められた婚約者ヴィンセントとの結婚を受け入れようとしていたマチルダですが、婚約者の本性を知る出来事が起き、キースは彼女を連れて屋敷を出る決意をします。新しい土地で暮らし始めた二人のもとに、やがて追手の影が迫り……。執事とお嬢様の駆け落ちを描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 桜井さくや |
|---|---|
| 発売日 | 2015/02/01 |
| ページ数 | 318ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 76 |
口コミ
- 終始敬語で一途に尽くす有能な執事キースが魅力的で、執事ものの良さが詰まっていると評判です。主従から対等な夫婦になりたいヒロインと、仕えることを望むヒーローの価値観の違いが面白いという声もありました。
- 前半の駆け落ちまでの緊迫した展開に引き込まれた、文章が自然で読みやすく、ソーニャ文庫の中では入門向けの作品だという意見が多くありました。
- 婚約者の言い分を信じ込むヒロインの父親に納得できず、家族との和解がないまま終わるのが心残りだという声が多くありました。
- 後半は穏やかな暮らしが中心で失速して感じた、題名から期待したほどの狂気はなかったという意見もあります。
主人の愛執 (富樫聖夜)
ポイント 男装の女執事と、彼女を手に入れるため策を巡らせてきた若き当主
男装の女執事ティエラは、若くして当主となったヴァレオを支えることに生きがいを感じていました。幼い頃から姉弟のように育った二人。ところが「ヴァレオは愛人を執事にしている」という不名誉な噂が広まり、主の名誉を守るため、ティエラは父の勧める縁談を受け入れます。それを知ったヴァレオは豹変し……。主従でもあり幼なじみでもある二人の、執着の愛を描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 富樫聖夜 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/04/01 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 3.6 |
| スコア | 75 |
口コミ
- ヒロインを手に入れるため長年努力してきたヴァレオの一途な執着が好評です。頭の切れる有能な策士タイプで、ねっとりした怖さは控えめな正統派の執着だという声がありました。
- 執着していたのは実はヒロインのほうだったという構図や、終盤に明かされる出生の秘密と黒幕の種明かしが秀逸だという意見があります。
- 冒頭は格好いい男装の執事だったティエラが、途中から悩んでばかりで流されるようになり残念だったという声が多くありました。
- 当て馬に見せつけるやり方が歪んでいる、話を引き延ばすための邪魔に見える、全体に陰気で後半の展開が読めてしまうという意見もあります。
身分逆転 再会と復讐と愛 (青砥あか)
ポイント 令嬢と元使用人の立場が入れ替わる物語を、二人の視点で交互に描く
かつては伯爵家の令嬢だったフィオナ。父を亡くし莫大な借金を抱えて困り果てた彼女の前に現れたのは、昔屋敷を追われた使用人のアルバートでした。成功して富を得た彼は借金を肩代わりする代わりに、フィオナをメイドとして屋敷に置き、過去の恨みを晴らそうとします。けれど彼女には、あの日のことについてどうしても明かせない秘密があって……。立場が入れ替わった二人のすれ違いを描くヴィクトリアン・ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 青砥あか |
|---|---|
| 発売日 | 2013/08/01 |
| ページ数 | 294ページ |
| 評価 | 3.6 |
| スコア | 75 |
口コミ
- ヒロインとヒーローの両方の視点で書かれているので、それぞれの心の動きがわかりやすく、フィオナが隠している真相を想像しながら読むのが楽しかったという声が多くありました。
- 冷酷な復讐者かと思いきや、フィオナへの想いを持て余して空回りするアルバートの不器用さが良かった、結婚式前のプロポーズの場面が印象に残ったと評判です。献身的な侍女アンナの存在も好評です。
- ヒーローが最後まで自分勝手で謝罪もなく、ひどい仕打ちのわりに都合よくまとまったと感じたという意見が多くありました。
- 事件の真相や父親の死の経緯が描き切られていない、挿絵の衣装が時代に合っていないという声もあります。
選ぶときのコツ
侍女・メイドものは、ヒロインが仕事で認められていく過程をじっくり描く作品と、早めに主人との恋が動き出す作品に分かれます。
働くヒロインの活躍を楽しみたい方は作品ページの感想で「賢い」「行動力がある」という声がある作品を、甘さを重視する方は「一途」「溺愛」という声が多い作品を選ぶのがおすすめです。
あわせて読みたい
王子と従者、主人と使用人の恋をBLで読むなら主従・身分差のBL特集、身分の違う二人の恋は身分差のTL特集にもまとめています。
