こいなだ陽日さんは、ソーニャ文庫やノーチェ文庫で作品を発表しているTL作家です。
口コミでは、突き抜けたヒーローの言動と、冷静で頭の回転が速いヒロインとの温度差が笑えると評判です。
口コミから見える作風
突き抜けたヒーロー
何を言われても自分が愛されていると受け取る公爵や、想いが強すぎて斜め上の行動に出る堅物侯爵など、最初は引くほどなのに読むうちに愛おしくなるヒーローが魅力です。
作り込まれた設定
人を襲う植物を駆除する役人「草官」、魔導士の体質や呪い、薬で髪や肌の色を変える仕組みなど、世界の設定が細かく作られ、物語の展開にも生きていると好評です。
機転の利くヒロイン
嫌がらせに理性的に反撃する、嘘も使って周りを言いくるめながら人を救うなど、賢く前向きなヒロインが痛快だという声が多くあります。
おすすめの作品
自己肯定感が高すぎる公爵様が溺愛して放してくれません! (こいなだ陽日)
ポイント 超ポジティブ公爵と、心でツッコむ身代わり令嬢の温度差が楽しい
ある事情から伯爵令嬢アマリアになりすまし、他国の大学を受験したユーネ。見事に首席で合格したものの、なぜかトゼ公爵セヴェステルにつきまとわれることに。目立たずに学問に打ち込みたいのに、「彼女は自分に惚れている」と思い込んだ公爵は、何を言っても斜め上の前向きさで受け取ってグイグイ迫ってくる。おかげで周りの令嬢たちからは嫌がらせを受ける始末。圧の強すぎる彼から逃げたいユーネだったが……。超ポジティブな美貌の公爵と身代わり令嬢の恋を描く、明るい執着ロマンスです。
基本情報
| 著者 | こいなだ陽日 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/01/01 |
| ページ数 | 308ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 何を言われても自分が愛されていると変換してしまう、話の通じなさすぎる公爵が突き抜けていて面白く、ヒロインの冷静な心のツッコミとの温度差に笑ったという声が多くありました。
- 最初は引いてしまうほどの前向きさが、紳士的な気遣いや女性の学びを認める姿勢とあいまって、読むうちにだんだん魅力的に見えてくると好評です。好奇心旺盛で賢いヒロインも好感を持たれています。
- 明るいラブコメディと思わせて、終盤にしっかりレーベルらしい腹黒く容赦のない一面が明かされる展開に驚いたという感想が目立ちます。
- ヒーローの一方的な解釈や最後の報復が怖すぎる、身代わりを引き受けたヒロインの行動が身勝手に思えたという意見があります。
- 官能的な場面が多めで、そこに好みが分かれそうだという声もありました。
わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件 (こいなだ陽日)
ポイント 三者三様に病んだヒーローと、強く成長するヒロイン
病んだ男を引き寄せてしまう「凶相」を持って生まれたメーシャ。暴漢に襲われたところを祭司のアルに助けられたことをきっかけに、祭司を目指すことに。二年後、試験に合格して研修生活を始めた彼女は、そこでもやはり病んだ麗しい青年たちに愛されて……。そんな中、かつての恩人アルとも思いがけない再会を果たす。文庫だけの書き下ろし番外編も収録。
基本情報
| 著者 | こいなだ陽日 |
|---|---|
| 発売日 | 2022/12/01 |
| ページ数 | 379ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 三人のヒーローがそれぞれ違う形で病んでいて、その愛し方が三者三様で楽しいという声がありました。エピローグで明かされる彼らの病みっぷりが見どころです。
- 周囲から嫌われようと振る舞っていたヒロインが、嫌がらせにも理性的に反撃する高潔な女性へと成長していくのが痛快だと評判です。
- 一人の女性に複数の夫がいる関係を描いた作品なので、苦手な方には向きません。
- 罪を犯した人物がそのまま放置されるなど、ご都合主義に感じる部分があるという声もありました。
理系侯爵が欲情するのは私だけのようです!? (こいなだ陽日)
ポイント 害草駆除の設定が斬新な、お仕事ラブコメ
人を襲う危険な植物「害草」がはびこる国。害草の駆除と研究を担う役人「草官」のセーネは、憧れの研究所があるラッチランド侯爵領へ念願の異動を果たす。セーネの論文を評価してくれた侯爵エルダリオンは、高位貴族でありながら自ら草官の資格を取り、害草の駆除にまで出向く変わり者。敬意を抱きながら駆除に同行するうち、ある害草の思わぬ作用をきっかけに、二人の関係は一変して――。恋愛には朴念仁な堅物侯爵と、草オタクの理系令嬢が繰り広げる、明るいお仕事ラブコメディ。
基本情報
| 著者 | こいなだ陽日 |
|---|---|
| 発売日 | 2024/04/10 |
| ページ数 | 316ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 害草を駆除する「草官」という設定が斬新で、害草の等級や性質までしっかり作り込まれていて、それだけでも楽しめます。仕事熱心な二人の研究熱心な会話も面白く、お仕事小説としても読み応えがあります。
- 真面目なのにどこかおかしい侯爵のキャラクターに何度も笑いました。ヒロインへの想いが強すぎて斜め上の行動に出てしまう姿は、少し引きつつも愛おしくなります。
- すれ違いの末に両想いになっていく過程がもどかしくて楽しい。ソーニャ文庫としては明るく軽めで、執着はあってもエグみは少なめです。
- 全体はコメディ調なのに、ヒロインが旅先で巻き込まれる終盤の事件はかなり重く、怖さに驚きました。明るい話だと思って読むと、その落差に戸惑うかもしれません。
- 挿絵のヒーローが好みに合わず、ときめきにくかったという声もありました。造語が多いので、読み仮名がほしいと感じる場面もあります。
はじめての一冊は
まずは口コミがいちばん多い『自己肯定感が高すぎる公爵様が溺愛して放してくれません!』からどうぞ。
複数の夫との関係が苦手でなければ『わたしのヤンデレ吸引力が強すぎる件』も楽しめます。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
愛の重いヒーローが好きな方はヤンデレ特集もどうぞ。
