鴇六連さんは、ルビー文庫で作品を発表しているBL作家です。
中華風や和風、耽美な洋風と舞台はさまざまですが、どれも世界観が丁寧に作り込まれていて、口コミでは「設定が美しく、物語にどっぷり浸れる」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
作り込まれた異世界
五行をモチーフにした鳥たちの天界、蝙蝠王の血を引く者たちが舞台に立つキャバレーなど、独自の設定を細やかに描きます。
名前の読みが難しいという声もありますが、そのぶん世界に浸れると評判です。
一途な攻めと人ならぬものたち
約束を守るために長い苦しみを耐えて霊獣に生まれ変わる攻めなど、相手を想い続ける一途さに泣けるという声が多くあります。
鳥や獅子、猫といった生き物たちの可愛さも魅力です。
おすすめの作品
黒鳳凰の愛する小鳥 (鴇六連)
ポイント 鳥の習性をいかした愛情表現が可愛い、鳳凰たちの天界ファンタジー
五行の神々が領地を争う天界で、鳳凰としての力を持たず、美しさだけが取り柄と言われてきた玻璃。ある日、禍を招くと恐れられる黒い鳳凰の誕生に立ち会った彼は、懸命に生きようとする小さな命を見捨てられず、命令に背いてかくまうことにする。烈と名付けたその鳳凰は驚くほどの速さで姿を変えていき、やがて上位の鳳凰たちに向かって「玻璃はおれのだ」と言い放って……。鳥たちの雅な世界を舞台にしたファンタジーBLです。
基本情報
| 著者 | 鴇六連 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/02/01 |
| ページ数 | 219ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 果物や花を運んで巣を整えるなど、鳥の習性をいかした烈のひたむきな愛情表現が可愛らしいと好評です。「はりちゃん」と呼ぶ口ぐせに心をつかまれたという声が多くありました。
- 五行をモチーフにした天界の世界観が美しく、戦いに雀が加わるなど鳥づくしの設定が楽しいと評判です。羽純ハナさんのイラストも物語を盛り上げていると好評です。
- 前半と後半で烈の印象ががらりと変わる構成がうまく、さらりと読めて後味の良いハッピーエンドだという意見もあります。
- 中華風の難しい読みの名称が多いわりに五行の設定が物語にあまり絡まず、もっと長い話で読みたかったという声がありました。
- 後半の烈の強引さや、話を聞かずに突っ走る性格が合わなかったという意見もあります。
白金鳳凰の愛しい勇鳥(ゆうしゃ) (鴇六連)
ポイント 本心の見えない白金鳳凰がまっすぐな鷲にほだされていくスピンオフ
軍鳥を輩出してきた鷲の名門に生まれ、早く手柄を立てたいと願う嵐。ところが出仕先に決まったのは、瑞郷一の美しさと噂される白金鳳凰・ゲイキの側仕えだった。好色でつかみどころのない主に生真面目な嵐は振り回されるが、家族思いでまっすぐな嵐をゲイキは気に入り、そばに置くようになる。やがてゲイキが胸の内に抱える不遇への遺恨を知った嵐は……。鴇六連と羽純ハナが贈る『黒鳳凰の愛する小鳥』のスピンオフで、鳥たちの世界を舞台にしたBLです。
基本情報
| 著者 | 鴇六連 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/03/01 |
| ページ数 | 218ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 前作で気になっていたゲイキが主役になり、本心の見えない彼がまっすぐな嵐にほだされて甘くなっていく様子がたまらないという声が多くありました。
- 中華神仙のような不思議な世界観や、猛禽以外の鳥たちの可愛さが好評です。前作の二人もときどき登場し、前作から読むといっそう楽しめると評判です。
- 受けが輝くような攻めに釣り合わず、なぜ惹かれるのかわからなかったという意見もあります。
蒼獅子と百年の恋 (鴇六連)
ポイント 記憶を失った霊獣と研究者の再会。攻めの一途さに泣けると評判
妖魔の研究をしている瑞芳は、妖魔に襲われかけたところを霊獣の蒼獅子・獅燎に救われる。深手を負った彼を連れ帰って手当てするうち、獅燎を父と慕う幼い蒼獅子・桃乙も加わって、奇妙な共同生活が始まった。やがて瑞芳は、十二年前の春に命を落としたかつての想い人こそ獅燎ではないかと思い始める。しかし獅燎には、霊獣になる前の記憶がなくて……。記憶を失った霊獣と健気な研究者の、中華風恋愛ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 鴇六連 |
|---|---|
| 発売日 | 2016/12/01 |
| ページ数 | 218ページ |
| 評価 | 4.1 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 受けとの約束を守るために長い苦しみを耐え、霊獣に生まれ変わった攻めの一途さに泣けたという声が多くありました。記憶を取り戻す場面が特に好評です。
- 獅子姿のもふもふと、攻めを父と慕う子獅子の桃乙の可愛らしさが評判です。独特の世界観は十二国記のような作品が好きな人に合うという意見もあり、イラストも好評でした。
- 中華風の人物名が覚えにくく、読み方を何度も確かめたという声が多くありました。
- 悪の根源と対峙する場面があっけなく、展開が早めに明かされるのでハラハラ感が物足りないという意見もあります。
はじめての一冊は
鳥たちの世界にひたりたいなら『黒鳳凰の愛する小鳥』から読み、続けて『白金鳳凰の愛しい勇鳥(ゆうしゃ)』へ進むのがおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
中華風の世界が好きな人は中華風ファンタジー特集もどうぞ。
