寵愛の枷
ビーズ細工師の島で育ったルーカは、島の掟に従い、敬愛してきた元首のもとへ期限つきの花嫁として嫁ぐことになる。新しい元首アルトゥーロは彼女を拒みながらも、やがて深く執着するようになっていく。けれど二人で過ごすたび、彼はなぜかルーカの両手の自由を奪い、そうして初めて安らぐのだった。完璧であろうとする彼の危うさに寄り添おうとするルーカは、自分の存在が彼の立場を脅かすと知り……。ヴェネツィアを思わせる水の都を舞台に、歪んだ愛と献身を描くロマンスです。
基本情報
| 著者 | 斉河燈 |
|---|---|
| 発売日 | 2013/10/01 |
| ページ数 | 299ページ |
| 評価 | 3.6 |
| スコア | 74 |
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン
口コミ
良い点
- ヴェネツィアをモデルにした共和国としきたりがよく作り込まれ、巻末に参考資料まで載る世界観に引き込まれたという声が多くありました。エロだけではない物語性のある小説だと評判です。
- 火傷だらけの手で誇りを持って働く健気なルーカと、完璧さに縛られて壊れていく元首の歪んだ愛が「レーベルらしい」と好評です。芦原モカさんのイラストもきれいだと喜ばれています。
悪い点
- 前半は固有名詞やカタカナのルビが多く、目が滑って読みづらかったという声が多くありました。
- 終盤の元首の壊れ方についていけない、中盤の心理戦が同じところを回っている、官能的な場面がくどくて結末は駆け足だったという意見もあります。
