彩東あやねさんは、ディアプラス文庫で作品を発表しているBL作家です。
笑えるラブコメから、おとぎ話のようなファンタジー、切ない再会ものまで幅広く書いていて、口コミでは、ほっこり癒される雰囲気と、思わず声を出して笑ってしまう掛け合いが評判です。
口コミから見える作風
笑えるラブコメ
酔うと素直に甘えだす上司や、斜め上に勘違いを重ねる二人など、ギャップのある人物が引き起こす騒動が持ち味です。
何度も笑ったという声が多く見られます。
温かい周りの人たち
家族や町の人、仲間たちが温かく見守る作品が多く、大きな波乱は少なめです。
山場が物足りないという声もありますが、安心して読める甘さが好評です。
おすすめの作品
花降る町の新婚さん (彩東あやね)
ポイント 商売敵の家の跡取り同士が新婚を演じる、温泉町のこじらせ愛
花と温泉で知られる田舎町・花古町。老舗旅館の跡取り昴流とリゾートホテルの御曹司瑛人は、商売敵の家に生まれながら、親の目を盗んで仲良くしてきた幼なじみ同士。ところが両家の和解のために、それぞれの姉妹との縁談が持ち上がる。縁談を避けたい一心で、ふたりは新婚カップルを演じることになって……。温泉町を舞台にした幼なじみのこじらせ愛です。
基本情報
| 著者 | 彩東あやね |
|---|---|
| 発売日 | 2021/03/01 |
| ページ数 | 239ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 新婚ごっこから始まるふたりがとても可愛く、町おこしに励むお仕事面と両片思いのじれったさのバランスが良いという声がありました。
- 家族や町の人、幼なじみの仲間たちがみな温かく、ほっこり癒されると好評です。木下けい子さんのイラストが話の雰囲気にぴったりだと評判です。
- 王子様のような瑛人が昴流にだけは臆病で、長年の想いを一途に注ぐところが良かったという意見もあります。
- 大きな山や谷がなく、単調で抑揚に欠けると感じた声がありました。
- もう少し片思いで引っ張ってほしかった、挿絵が好みに合わなかったという意見もあります。
神さま、どうかロマンスを (彩東あやね)
ポイント 酔うと別人になる上司と後輩の、両視点で描くお仕事ラブコメ
自分にも他人にも厳しく「鬼の緒方」と恐れられるプランナーの緒方。同期の代わりにワインのプロデュースを任されるが、実は極端に酒癖が悪く、人前では決して飲めない秘密があった。試飲に付き合ってもらおうと、密かに気になっていた後輩の仁科を自宅に誘ったところ、酔った緒方はまるで別人のように素直に甘えだし、翌朝にはすべてを忘れていて……。上司と部下の両視点で描かれる、年下攻めのお仕事ラブコメディです。
基本情報
| 著者 | 彩東あやね |
|---|---|
| 発売日 | 2019/04/01 |
| ページ数 | 252ページ |
| 評価 | 3.9 |
| スコア | 79 |
口コミ
- 酔うと関西弁になり、無邪気に甘えだす緒方のギャップが可愛くて面白いという声が多くありました。何度も声を出して笑ったという感想が目立ちます。
- 酔っている間の記憶がないせいで、両思いなのに距離が縮まらないもどかしさが良かったと好評です。終盤で緒方の生い立ちが明かされると序盤の振る舞いの意味が分かり、思わず泣いたという声もあります。
- デビュー作とは思えないほど読みやすい文章だと評判です。みずかねりょうさんのイラストも好評です。
- 酔うと別人になるのは酒癖というより二重人格のようで、記憶がないのを承知で関係を進める攻めにも引いたという意見がありました。
- お仕事BLのわりに仕事の場面が少ない、告白があっさりしていて盛り上がりが足りないという声もあります。
赤獅子の王子に求婚されています (彩東あやね)
ポイント 呪いで獅子になった王子との旅を描く、御伽話のようなファンタジー
珍しい色違いの瞳を持つせいで、王宮への献上品にされかけた農民のテオ。その道中、彼をさらっていったのは赤い獅子だった。獅子の正体は、素行の悪さから父王に呪いをかけられた隣国の王子カイル。テオこそが呪いを解く「天の子」だと言うカイルと、成り行きで契りを結ぶ約束をしたテオは、追われる身となって二人で旅に出ることに……。御伽話のような身分差ファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 彩東あやね |
|---|---|
| 発売日 | 2021/12/01 |
| ページ数 | 239ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 真面目で働き者、素朴で天然なテオに触発され、ろくでなしだったカイルがどんどん誠実になっていく変化が良かったという声が多くありました。
- カワイチハルさんのイラスト、特に扉絵のミニキャラが可愛いと評判です。言葉を話す鴉とテオのほのぼのした会話も好評です。
- 互いを気づかい、共に生きるために努力を惜しまない二人の優しい恋に癒やされたという意見があります。ハッピーエンド後の暮らしのエピソードも良かったそうです。
- 終盤、カイルがテオの暮らしに寄り添いすぎていて、王子としての有能さがもったいないという意見がありました。
はじめての一冊は
ほっこりしたいなら『花降る町の新婚さん』、笑いたいなら『神さま、どうかロマンスを』からどうぞ。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
同じレーベルの作品はディアプラス文庫とは?にまとめています。
