桃城猫緒さんは、ヴァニラ文庫を中心に、ソーニャ文庫やマーマレード文庫でも作品を発表しているTL作家です。
口コミでは、冷たく見えて実は不器用で誠実なヒーローと、ぎこちない二人が少しずつ本物の夫婦になっていく読後感の良さが評判です。
口コミから見える作風
不器用なヒーローと育っていく夫婦
冷酷と噂される皇帝や、だまされたと憤る辺境伯が、実は愛し方を知らない真面目な人だった、という物語が多く見られます。
手探りで距離を縮めていく二人が微笑ましいという声が目立ちます。
虐げられたヒロインが花開く物語
家族に蔑まれてきたヒロインが、ヒーローに大切にされて自分の人生を取り戻していく展開が人気です。
ヒロインを虐げた人たちへの報いもきちんと描かれ、すっきり読めると評判です。
ソーニャ文庫での重厚な一面
史実の戦争を下敷きにした英雄の物語では、甘さよりも運命に翻弄される二人の愛を描いています。
これまででいちばん泣いたという感想が並ぶ一方、つらい展開が続くので元気なときに読みたいという声もあります。
おすすめの作品
完全無欠の辺境伯と身代わり花嫁の蜜甘婚 旦那さまに磨かれて愛され妻になりました (桃城猫緒)
ポイント 妹の身代わりで嫁いだ令嬢が、誠実な旦那さまに磨かれていく
額の痣を理由に、美しく傲慢な妹から「醜い」と蔑まれ、不遇な日々を送ってきたマルゴット。妹の身代わりとして辺境伯ジークフリートのもとへ嫁ぐことになるが、だまされたと知った彼は憤りを隠せない。それでも彼女の純粋な心に触れるうち、ジークフリートは妻を慈しむ夫へと変わっていき、髪や肌、立ち居振る舞いを磨かれたマルゴットは社交界で注目を集める存在に……。虐げられた令嬢が愛されて花開くシンデレラストーリーです。
基本情報
| 著者 | 桃城猫緒 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/10/02 |
| ページ数 | 290ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 長年閉じ込められ本だけを支えに生きてきたヒロインが、「恋は読むもの」と思い込みながらも、ヒーローの言葉で自分の人生の主人公になっていく姿に感動したという声が多くありました。
- ヒロインを一から育て、本にまで嫉妬する誠実な旦那さまが理想的だと好評です。ヒロインを虐げた家族への報いもきっちり描かれ、すっきり読めると評判です。
- 舞踏会や湖畔での休暇など貴族の暮らしが細かく描かれていて華やかだという意見があり、芦原モカさんのイラストも繊細だと評判です。
- ヒロインがいつまでも自分を卑下して恋心から目をそらす場面に共感しにくかった、ヒーローが好きになるまでが早いという意見があります。
- 家族への報いが手の込んだやり方で回りくどい、王太子の女好きぶりが気になったという声もありました。
冷酷皇帝の最愛花嫁 ピュアでとろける新婚生活 (桃城猫緒)
ポイント 噂とは違う不器用な皇帝と、初恋同士の王道新婚ロマンス
小国の王女テアが政略結婚で嫁ぐことになったのは、クーデターで帝位についた「冷酷皇帝」ヴォルフ。怯えながら迎えた新婚生活でしたが、軍人として生きてきた彼は冷たいのではなく、愛し方を知らない不器用な人で……。ぎこちない二人が手探りで距離を縮めていく、初恋同士の新婚ロマンスです。
基本情報
| 著者 | 桃城猫緒 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/05/18 |
| ページ数 | 289ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 冷酷と噂されたヒーローが実は女性に不慣れな真面目な人で、聡明でしっかり者のテアに少しずつ心を開いていく過程が微笑ましいという声が多くありました。
- 初恋同士の初々しい夫婦が戦地との手紙のやり取りなどを経て本物の夫婦になっていく、王道で読後感の良い話だと評判です。ヒーロー側の視点や友人マティアスたちの存在も好評です。
- 挿し絵が多く、イラストも素敵だったという感想が見られました。
- 序盤のヒーローの態度があまりにひどく、常識を疑うという厳しい意見があります。
- 誘拐の山場があっさり解決して盛り上がりに欠ける、説明調の書き方でもう少し会話で読みたかったという声もありました。
堕ちた軍神皇子は絶望の檻で愛を捧ぐ (桃城猫緒)
ポイント 英雄叙事詩のような重厚さで、泣いたという声が多い一冊
ヒスペリアの英雄・クラウディオは、明日処刑される。この世でただひとり愛する女性を想いながら――。十数年前、第二皇子クラウディオは、人質として帝国にいた公女アマンダと身分違いの恋に落ちた。軍人としての功績で晴れて婚約者と認められ、二人だけの挙式を挙げる。しかし動乱の世に翻弄され、追い込まれていくクラウディオは、やがてアマンダの愛しか信じられなくなり……。正義を貫いた英雄と人質の公女の、世界を歪ませるほどまっすぐな愛の物語。
基本情報
| 著者 | 桃城猫緒 |
|---|---|
| 発売日 | 2023/02/01 |
| ページ数 | 350ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- TLの枠に収まらない、英雄叙事詩のような重厚な物語だという声がとても多くありました。「過去一泣いた」「一生忘れない」という感想が目立ちます。
- 17世紀の三十年戦争を下敷きにした歴史の描き込みが確かで、正義を貫くほど追い詰められていくヒーローの姿に胸を打たれると評判です。最後には救いがあります。
- ヒーローが心を壊していく過程がとにかくつらく、疲れているときには勧めないという声がありました。
- 大団円ではなく、歴史や政治の部分が説明的で駆け足に感じるという意見もあります。
はじめての一冊は
まずは甘く読後感の良い『完全無欠の辺境伯と身代わり花嫁の蜜甘婚』から。
物語の重みを味わいたいなら『堕ちた軍神皇子は絶望の檻で愛を捧ぐ』がおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
- 狼大公は偽物花嫁を逃がさない
- 鳥籠花嫁 冷徹皇太子の寵愛教育
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身代わりから始まる恋は身代わりもの特集にもまとめています。
