葉月エリカのTL小説おすすめ|重すぎる騎士の執着から仄暗い真相まで

葉月エリカさんは、ソーニャ文庫やジュエル文庫で作品を発表しているTL作家です。

口コミでは、どこまでも一途で重いヒーローの描き方と、一気に読ませる筆力がよく話題になっています。

もくじ

口コミから見える作風

これぞソーニャの執着愛

ヒロインのためなら闇に染まることもいとわないヒーローが多く、「これぞソーニャ」という声が目立ちます。

強引な展開や監禁などの要素がある作品もあるので、苦手な人は注意が必要です。

伏線と真相の明かし方

穏やかに始まった物語が終盤で一変し、隠されていた真相が一気に明かされる構成が評判です。

メリーバッドエンド寄りの余韻を残す作品もあり、好みがはっきり分かれます。

笑える設定の溺愛もの

嫌われようとするほど空回りする聖女や、呪いで愛の言葉が止まらなくなる夫など、コミカルな設定の作品も好評です。

重い作品とは違う顔が楽しめます。

おすすめの作品

余命わずかの死に戻り聖女は、騎士の執愛をやめさせたい (葉月エリカ)

ポイント 嫌われ作戦が空回りする、激重騎士との攻防戦

神殿で暮らす聖女サリエは、病に侵されて死ぬ間際、最愛の護衛騎士リュークが自分の後を追う姿を目にする。彼を道連れにしたくない――そう願った瞬間、時間が二か月前に巻き戻っていた。リュークの後追いを避けるには、潔癖な彼に嫌われるしかない。そう決めたサリエは、聖女らしからぬふしだらな女を演じようとするが、それはむしろ彼の我慢の限界を超えさせてしまい……。愛の重すぎる護衛騎士と、無垢な聖女の攻防戦。

基本情報

著者葉月エリカ
発売日2024/03/12
ページ数314ページ
評価 4.2
スコア83

口コミ

良い点
  • 嫌われようとするヒロインの努力がことごとく空回りし、かえって騎士を煽ってしまう展開に笑わされると評判です。
  • ヒロインのためならどこまでも闇に染まる、激重な執着愛を持つヒーローが「これぞソーニャ」だという声が多くありました。ヒロインを苦しめた者への報いもあり、ハッピーエンドで終わります。
悪い点
  • ヒーローが嫉妬から強引に関係を持つ場面や監禁の描写があり、苦手な人は注意が必要です。濡れ場が多く、濃厚です。
  • 黒幕が予想しやすいという声もありました。

背徳の恋鎖 (葉月エリカ)

ポイント 火事の真相が一気に明かされる、伏線回収の巧みな一冊

火事で家族を失ったアリーシャを引き取り、大切に育ててくれたのは血のつながらない叔父クレイでした。画家でもある美しい伯爵の彼は、なぜか結婚と離婚を繰り返しています。その理由を知ったアリーシャは、恩人の力になりたいと願いますが……。屋敷の火事の真相と、叔父が胸の奥に隠してきた過去が少しずつ明らかになっていく、ソーニャ文庫らしい仄暗いロマンスです。

基本情報

著者葉月エリカ
発売日2015/12/01
ページ数286ページ
評価 4.1
スコア81

口コミ

良い点
  • 前半の穏やかな雰囲気から一転、終盤に隠された真相が一気に明かされる構成に引き込まれて一気読みしたという声が多くありました。伏線の回収が巧みで、最後まで気が抜けないと評判です。
  • 壮絶な過去を背負い、用意周到にヒロインを囲い込んでいく叔父クレイの歪んだ人物像が好評です。ヒロインが最後に見せる変貌ぶりにぞくりとした、これぞソーニャ文庫という意見も目立ちました。
  • 表紙のイラストに物語と結びついた仕掛けがあり、読み終えてから見返すと驚かされるという声がありました。
悪い点
  • 内容がかなりダークで好みがはっきり分かれる、心に余裕のあるときでないと読めない苦い結末だという意見があります。
  • 流されやすいヒロインの心の動きがつかみにくい、当て馬の正体などの真相は終盤にまとめて出すより中盤で示してほしかったという声もありました。

寡黙な夫の溺愛願望 (葉月エリカ)

ポイント 呪いで本音があふれ出す夫と、数字好きの妻の溺愛コメディ

数字をこよなく愛するエレノアは、伯爵家当主ジェイクのもとに嫁ぎ、彼の貿易会社で経理を担当しながら、仕事だけで結ばれた夫婦生活を送っていた。ところがある日、無口な夫が突然、熱烈な愛の言葉を口にしはじめる。どうやら《魔女の気まぐれ》という呪いのせいで、本音がすべてあふれ出しているらしい。度を越した愛妻賛美に戸惑うエレノアだったが、夫の想いは予想をはるかに超える重さで……。不器用な夫婦のすれ違いを描く、コミカルな溺愛ロマンスです。

基本情報

著者葉月エリカ
発売日2017/11/01
ページ数286ページ
評価 3.8
スコア77

口コミ

良い点
  • 寡黙な夫が呪いで本音をだだ漏れにする設定が面白く、次々と飛び出す愛の言葉に笑いが止まらなかったという声が多くありました。
  • 自分に自信のなかったエレノアが、夫の想いを知って少しずつ素直になり成長していく姿が好評です。両片想いのすれ違いがほどけていく過程が可愛いと評判でした。
  • 魔女や老執事など脇役の個性が光り、明るくテンポよく読めると評判です。暗い作品の多いレーベルのなかで爽やかな読み味だという声もありました。
悪い点
  • 夜会での夫の強引な振る舞いに白けたという意見がありました。
  • 軽いノリやコメディ色が強く、読み応えがない、会話が現代的すぎて世界観に合わないという声もあります。

はじめての一冊は

はじめてなら、笑えて重さも味わえる『余命わずかの死に戻り聖女は、騎士の執愛をやめさせたい』がおすすめです。

明るく読みたいなら『寡黙な夫の溺愛願望』からどうぞ。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

死に戻りやループものは死に戻りもの特集にまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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