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狡猾な被虐愛

狡猾な被虐愛

子爵令嬢の小早川環は、父の借金で家が没落し、遊郭に売られてしまいます。最初の客として現れたのは、かつて屋敷に仕えた下男で、環の初恋の相手でもある相馬圭吾でした。実業家として成功した彼は大金を払って環を身請けしますが、それは妻にするためではなく、彼女にふさわしい伴侶を見つけるためだと言うのです。昔のまま「姫様」と呼び、嬉々として仕える相馬との距離は縮まらず……。大正を舞台に、罪と悔恨でゆがんだ主従の愛を描く物語です。

基本情報

著者葉月エリカ
発売日2020/06/01
ページ数312ページ
評価 4.1
スコア81

口コミ

良い点
  • しっかりした文章と大正時代の描写、「姫様」「お前」と呼び合う主従関係が魅力だという声が多くありました。同じ雰囲気の乙女ゲームが好きな人には刺さるという意見もあります。
  • 卑屈な忠犬に見えて一筋縄ではいかないヒーローの正体に驚いたと評判です。かつての身分差が二人のすれ違いに説得力を持たせているという声もありました。
悪い点
  • 自分をどこまでも卑下するヒーローや、気位が高く素直になれないヒロインにいら立った、好き嫌いが分かれる作品だという声がありました。
  • 母親の死の場面がむごい、終盤の展開が行き過ぎに感じたという意見もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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