飼い犬に手を咬まれるな
名家の御曹司・一稀は、屋敷に新しく雇われた庭師の息子・猛に「俺が一生犬として飼ってやる」と告げ、自分だけの存在としてそばに置く。従順に懐いてくる猛を可愛がっていたが、ある事件をきっかけに猛の歪んだ執着に怯え、彼を拒んでしまった。それから十年、若き総帥となった一稀の前に、別人のような男になった猛が現れて……。長い時間をかけてもつれていく二人の愛憎を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 夏乃穂足 |
|---|---|
| 発売日 | 2019/03/01 |
| ページ数 | 368ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン
口コミ
良い点
- 二人の関係が長い年月のなかで形を変えていく重厚な愛憎劇で、どう着地するのか気になって一気に読んだという声が多くありました。父と子の物語でもあり、小説としての完成度が高いと評判です。
- 攻めの執着の深さと、受けを追い詰めていく展開の迫力が好評です。ただ攻めに飲み込まれて終わるのではなく、新しい関係を築こうとする結末に作者の真摯さを感じたという意見もあります。
- 笠井あゆみのイラストが作品の雰囲気にぴったりで美しいと評判です。
悪い点
- 展開がかなり重く、受けが理不尽な目に遭う場面が続くので、読後にすっきりしない、好みが分かれるという声がありました。
- 攻めの手段を選ばないやり方が酷すぎて戸惑った、もっと甘い場面も見たかったという意見もあります。
