記憶の檻
東京が帝都と呼ばれた時代。「帝都の狐」の異名を持つ天才相場師・溝端幹弥は、特別な男娼をそろえた高級娼館「紅楼夢」で、記憶を失った環と出会う。環がただ一つ覚えているのは、ある約束だけ。彼をこの境遇に追いやったものへの怒りに駆られながら、幹弥は自らの過去とも向き合うことになり……。記憶を失った青年と相場師の、せつない愛を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 千島かさね |
|---|---|
| 発売日 | 2013/12/01 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 3.8 |
| スコア | 79 |
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口コミ
良い点
- 謎が少しずつ明かされていく話運びが上手く、骨太な構成で読み応えがあったという声がありました。
- 環を見つけ出すために手を汚してきた幹弥の固い意志と葛藤に心を揺さぶられ、環を陥れた相手への報復にもすっきりしたと評判です。
- 脇役の二人の話も良く、読んでみたいという意見もあります。
悪い点
- 句点が少なく文章が読みづらい、文章力が気になって話に入り込めなかったという声がありました。
- 最後まで環の記憶が戻らない結末に物足りなさを感じたという意見もあります。
