ディアレスト
他者を拒みながら生きる屋敷の若主人ロシェルが、ただ一人そばに置くのは執事のキオだけ。キオにとってロシェルは主であり、幼なじみであり、兄のような存在で、そして誰より大切な人だった。自分だけが特別に想われる幸せと、その寂しさを知るキオは、ロシェルに多くの人から慈しまれる人生を送ってほしいと願い、ある決意をする。人の記憶を抜き取る魔法使いのもとを訪れたキオだったが……。おとぎ話のような世界で紡がれる、切ない主従の物語です。
基本情報
| 著者 | 中庭みかな |
|---|---|
| 発売日 | 2020/07/17 |
| ページ数 | 255ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
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口コミ
良い点
- 外国の絵本のような美しく繊細な世界観と文章が心に残るという声が多くありました。屋敷の中だけで進む箱庭のような物語で、鳥を使った表現が特に美しいと好評です。
- 手放したはずの想いがなぜ残っているのかが明かされる終盤に引き込まれた、最後までどんでん返しがあると評判です。キオの健気さに泣いたという感想が目立ちます。
- 野ノ宮いとさんのイラストが物語の雰囲気にぴったりだという意見があります。
悪い点
- 設定に破綻があるように感じた、話の半分ほどまで展開が少なくじれったいという声がありました。
- 頑張っているのがキオばかりで攻めの見せ場が少ない、魔法使いの存在感が薄いという意見もあります。
