転生騎士に捧げる王の愛と懺悔
士官候補生としてドイツに留学中の櫂斗には、前世の記憶がある。ウェスタリア王国の騎士エリアスとして王太子リーンハルトの信頼を得ていたが、権力争いに巻き込まれて内通者の濡れ衣を着せられ、敵国の捕虜となって命を落としたのだ。ある日、訓練中に濃い霧に包まれた櫂斗は、気づくとウェスタリア王国にいた。国王となったリーンハルトはエリアスの死を深く悔いていたが、櫂斗はそれを受け入れることができず……。
基本情報
| 著者 | はなのみやこ |
|---|---|
| 発売日 | 2024/10/20 |
| ページ数 | 299ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 85 |
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口コミ
良い点
- 王への怒りから始まった気持ちが、相手の悔いる心に触れて少しずつ変わっていく過程が丁寧です。前世の本当の最期が明かされる場面には胸がいっぱいになったという声がありました。
- 文章が読みやすく、主人公、前世の騎士、王、それぞれの心境がすっと入ってきます。前世と今世は別人として描かれ、「今の自分を見てほしい」という葛藤が切ないです。
悪い点
- 前世の自分を裏切った王に好感を持てないまま、主人公が彼を好きになってしまうので、納得できなかったという声が多くありました。自分の後悔のために召喚したという動機にもやもやした人もいます。
- 途中で出てきた要素が深く掘り下げられず、単調に感じたという意見もあります。
