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新月の契り

新月の契り

隣国の王の策略によって両親と祖国を失った王女ロッカラーナ。敵に媚びて生き延びるより、王女として誇り高く死ぬことを望んでいた彼女は、王弟アルマンスールの側女とされてしまいます。憎しみをあらわにする彼女に、なぜか彼は安堵したような表情を浮かべ、短剣まで手渡してきて……。やがて新月の夜、ロッカラーナは彼が抱える深い心の傷を知ることに。異国情緒あふれる宮廷を舞台に、敵同士の二人が支え合う姿を描く物語です。

基本情報

著者鳴海澪
発売日2016/01/01
ページ数318ページ
評価 3.9
スコア79

口コミ

良い点
  • 過酷な境遇でも誇りを失わず、知恵を働かせて暴君に立ち向かうヒロインが素敵だという声が多くありました。亡き母の「ただ生きて」という言葉を守り続ける、懐の深い王弟も好評です。
  • オスマン帝国を思わせる舞台設定が珍しく、しっかりしたストーリーと丁寧な心理描写に引き込まれたと評判です。上品で硬質な文章が好ましいという感想もありました。
悪い点
  • ヒーローの見せ場が少なく、もっと自分から動いてほしかったという声が多くありました。レーベルらしい歪んだ愛や仄暗さは感じられない、挿絵が物語に合っていないという意見もあります。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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