貴津のBL小説おすすめ|骨太な獣人ファンタジーと不器用な溺愛

貴津さんは、ルビー文庫で作品を発表しているBL作家です。

獣人やオメガバースを取り入れたファンタジーが多く、口コミでは「神や呪い、戦を絡めた世界観に読みごたえがある」「強面の攻めが受けにだけ見せる顔が可愛い」という声がよく見られます。

もくじ

口コミから見える作風

見た目と中身のギャップ

怖い顔の大きな獣人が、受けのことになると尻尾を振ったり耳を垂らしたりする、不器用な溺愛ぶりが好評です。

守銭奴に見えて健気な受けなど、受けの意外な一面も魅力です。

作り込まれた世界

神々が登場する中華風の国や、転生の呪い、香港映画のような熱量の城砦など、設定が凝っていて読みごたえがあると評判です。

そのぶん人名や設定を覚えるのが大変だったという声もあります。

おすすめの作品

末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる (貴津)

ポイント 獣人の国へ嫁いだオメガと、強面で不器用な次期皇帝

貧しい村の村長の末っ子でオメガの青蓮は、周りに流されるまま、獣人の国・白夜皇国の次期皇帝でアルファの渾沌のもとへ嫁ぐことになる。不安を抱えて嫁いだ先で待っていたのは、巨大なバケモノのような姿の男だった。粗野で不遜な態度に戸惑いながらも、弟を溺愛する兄の襲来や初めての発情期を乗り越えるうち、青蓮は渾沌の不器用な優しさに気づいていく。ところが婚儀の宴に現れた旅芸人たちによって、青蓮がさらわれて……。神々も登場する壮大な中華風オメガバースです。

基本情報

著者貴津
発売日2023/09/29
ページ数290ページ
評価 4.0
スコア80

口コミ

良い点
  • 大きくて怖い顔の渾沌が、青蓮のこととなると尻尾をぶんぶん振ったり耳を垂らしたりするギャップが可愛いと好評です。体格差や不器用な溺愛ぶりも楽しめたという声が多くありました。
  • 神や呪い、戦を絡めた骨太な中華ファンタジーで読みごたえがあると評判です。弟思いの兄・銀狐のキャラクターが立っていて、スピンオフを読みたいという声もありました。
悪い点
  • 人名が難しく覚えにくい、兄と側近の名前が似ていて混乱したという声が多くありました。
  • 戦いの場面が多く二人の甘い場面が少ない、中盤から登場する敵役が不快だったという意見もあります。

守銭奴オメガと嫌われ幽霊伯の秘密の恋 (貴津)

ポイント 金貨を集める猫の獣人と、仮面で素顔を隠す辺境伯

戦争で両親を失い、教会で貧しく育った灰色猫の獣人サフィロは、ある理由から金貨を集めることに夢中な守銭奴。司教の紹介で、「幽霊伯」と恐れられる辺境伯アルマの城に奉公することになります。白い仮面で素顔を隠す主人の心は読めないものの、働き者の彼はすぐに城になじんでいきました。ところがある日、怪我をした黒虎の獣人を介抱し、その正体がアルマだと気づいてしまい……。黒虎のαと猫のΩが結ばれる獣人オメガバースです。

基本情報

著者貴津
発売日2025/11/01
ページ数235ページ
評価 4.4
スコア82

口コミ

良い点
  • 守銭奴と言いながら、仕事はきちんとこなし、使うべき時にはためらわず使うサフィロが健気で愛らしいという声が多くありました。夜に金貨を数える姿も可愛いと好評です。
  • 金貨が両親の形見であり、魔術に必要なものでもあるという秘密に納得したという声があります。メイドたちに可愛がられる愛されキャラも魅力だと評判です。
悪い点
  • 後半の展開が急で、敵との決着があっさりしていると感じたという意見もあります。
  • サフィロに惹かれた兄イデアルが報われず、彼の話も読みたかったという声がありました。

転生を繰り返す白ヤギ王子は、最愛の騎士と巡り合う (貴津)

ポイント 呪いで転生を重ねる王子と、毎回そばに現れる騎士

神の怒りに触れ、永遠に転生を繰り返す呪いをかけられた神子と騎士。幾度目かの生で白ヤギ獣人の王子ミットライトとして生まれた彼は、敵国で獣人ながら騎士団長に成り上がった狼獣人ヴィレを策略で捕らえます。ところがヴィレこそ、ともに呪われた最愛の騎士の生まれ変わりでした。記憶を抱えたまま生き続ける王子と、毎回すべてを忘れて現れる騎士。二人は今度こそ運命を断ち切れるのか……。転生を重ねる獣人ファンタジーです。

基本情報

著者貴津
発売日2024/07/01
ページ数287ページ
評価 3.6
スコア78

口コミ

良い点
  • 記憶を失っても毎回必ずそばに現れて想いを寄せるヴィレの一途さがロマンチックだという声が多くありました。
  • 五百年の記憶を持ち老成した雰囲気のミットライトが、弱々しい外見に反して気が強くしたたかなところが良いと好評です。世話焼きな猫獣人グナーデなど脇役も魅力的で、読み応えがあったと評判です。
  • ヴィレを輪廻から解き放とうと自分の気持ちを抑えるミットライトの姿が切ないという声もあります。
悪い点
  • 設定がやや込み入っていて、最後のほうまで飲み込むのが大変だったという意見があります。
  • 受けの行動が迂闊に感じられた、獣人差別がすぐになくなる結末に疑問が残ったという声もありました。

はじめての一冊は

迷ったら『末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる』から。

可愛らしい話が好きなら『守銭奴オメガと嫌われ幽霊伯の秘密の恋』もおすすめです。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

獣人が登場する作品は獣人BL特集にまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

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