李丘那岐さんは、幻冬舎ルチル文庫で作品を発表しているBL作家です。
断られてもあきらめない一途な攻めが多く、口コミでは「重くなりそうな設定でも明るくテンポよく読める」「人物同士のやりとりが楽しい」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
あきらめない一途さ
何年も想い続けて家まで建ててしまう小説家や、何度騙されても相手を追いかける御曹司など、執念深いほどの一途さが笑いと感動を呼ぶと評判です。
スピンオフでつながる世界
当て馬だった人物が次の作品の主人公になるなど、作品どうしがつながっています。
前作の二人のその後が描かれるのを楽しみにする声が多く、単独でも読めるという意見もあります。
家族や仕事の描写
子育てをする親子の関係や、鳶職・革職人などの仕事の場面が丁寧に描かれ、恋愛だけでなく家族の物語としても心に残ったという声があります。
おすすめの作品
空を抱きしめる (李丘那岐)
ポイント 年下の鳶職人がまっすぐ想いを告げ続ける。告白の場面が好評
非行に走った若者たちを家で預かる家業のもとで育った郁己。彼らへの反発から優等生を通し、今は会社勤めをしている。そんな郁己に、かつて家に預けられていた年下の鳶職人・大信が、まっすぐに「好きだ」と告げてきた。何度断られてもめげずに想いを伝え続ける大信に、郁己の頑なな心は揺れはじめるが、過去の苦い記憶が彼を立ち止まらせて……。年下の一途な職人と意地っぱりな会社員の恋を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 李丘那岐 |
|---|---|
| 発売日 | 2011/10/01 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 82 |
口コミ
- 郁己の前でだけ尻尾を振るように懐く大型犬のような大信が好評です。仕事では頼れる鳶の職長というギャップもよく、まっすぐな一途さに好感が持てるという声が多くありました。
- 暗い話かと思いきや明るくテンポがよい、告白の場面がとてもよかったという意見があります。当て馬の田上が憎めない人物として印象に残ったという声も目立ちます。
- ヨネダコウさんの表紙イラストに惹かれて手に取った人が多く、雰囲気がとてもよいと評判です。
- 田上の存在感が強すぎて攻めがかすむ、郁己が気持ちを自覚する流れがわかりにくいという意見がありました。
- 電子版はイラストが表紙だけで挿絵がない、という指摘もあります。
いとしの悪党 (李丘那岐)
ポイント 『空を抱きしめる』のスピンオフ。悪党と前向きな御曹司
先を読む力に長け、計算高くひねくれ者の田上。裕福で何の苦労も知らなそうな行人を傷つけてやろうと近づいたはずが、なぜかすっかり懐かれてしまう。騙されても、大金を持ち逃げされても、行人はめげずに田上を追いかけ、ついには一緒に会社まで立ち上げてしまい……。悪党になりきれない男と、底抜けに前向きな御曹司の関係を、二人の視点を交互に描きながら綴る物語です。『空を抱きしめる』のスピンオフです。
基本情報
| 著者 | 李丘那岐 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/11/01 |
| ページ数 | 254ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 何度騙されても動じずにぶつかっていく行人の強さと、そのペースに振り回されて毒気を抜かれていく田上の関係が新鮮で面白いと好評です。二人の視点が交互に切り替わるので、気持ちの変化がよくわかると評判です。
- 前作の主人公たちも登場し、前作とつながる場面が楽しめるという声が多くありました。この作品だけでも十分楽しめるという意見もあります。行人の祖父の言葉に感動したという感想もありました。
- 後半の田上の心境の変化をもっとじっくり描いてほしかったという声があります。
- 電子版では表紙のヨネダコウさんのイラストだけで挿絵がないので注意という意見もあります。
きみの知らない恋物語 (李丘那岐)
ポイント シングルファーザーと、隣に越してきたかつての親友
妻の浮気で離婚し、幼い息子・聡を引き取ったシングルファーザーの梓。仕事も辞め、小さなアパートで親子二人の新しい暮らしを始めた矢先、隣の部屋に越してきたのは大学時代の親友・黒崎だった。かつて梓に「好きだ」と言い続け、一度は断られた男。小説家になった黒崎は、慣れない家事や育児に追われる梓に手伝いを申し出てくるが……。何年越しの想いがほどけていく再会と子育てのBLです。
基本情報
| 著者 | 李丘那岐 |
|---|---|
| 発売日 | 2012/06/01 |
| ページ数 | 280ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 何度諦めようとしても梓を想い続けた黒崎の一途さ、むしろ執念深さが楽しいと好評です。梓との暮らしを夢見て家まで建てた「妄想御殿」のくだりに笑ったという声が多くありました。
- 料理上手な黒崎が加わった三人のやりとりや、親子の関係が繊細に描かれていると評判です。息子の聡を主人公にしたスピンオフを楽しみにする声もありました。
- 梓が煮え切らず、頼る頼らないの線引きが身勝手に見えて共感できなかったという声が多くありました。
- 展開が先読みできる、聡が良い子すぎて子どもらしさが少ないという意見もあります。
はじめての一冊は
はじめてなら『空を抱きしめる』から読み、続けて『いとしの悪党』へ進むのがおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
ルチル文庫の作品はルチル文庫の案内にまとめています。
