鳩村衣杏のBL小説おすすめ|仕事に誇りを持つ大人たちの不器用な恋

鳩村衣杏さんは、ガッシュ文庫やキャラ文庫、シャレード文庫などで作品を発表しているBL作家です。

口コミでは、業界の内側まで描くリアルな仕事の場面と、生真面目な主人公と相手との掛け合いの面白さが評判です。

もくじ

口コミから見える作風

読みごたえのあるお仕事描写

印刷業界の駆け引き、茶室づくり、日本酒、モデル事務所など、さまざまな仕事の世界がしっかり描かれます。

お仕事ものとして楽しめたという声が多い一方、恋愛は控えめと感じる人もいます。

会話のおかしみ

堅物と自由人、ツンデレと鈍感など、正反対の二人の掛け合いに思わず笑ったという感想がよく見られます。

少しずれた受け答えをする主人公が可愛いと評判です。

友人から恋人へ

長年の親友や同期など、近すぎる相手との関係が変わっていく過程を丁寧に描いた作品が多いのも特徴です。

おすすめの作品

いまさら愛など語れない (鳩村衣杏)

ポイント 着ぐるみの「青井さん」が親友の恋の相談を受ける、意外とシリアスな物語

とあるテーマパークの片隅に立つ青いクマの着ぐるみ「青井さん」。人生相談に辛口で的確な答えを返すと評判のその中身は、ベンチャー企業の社長・羽根田迅だった。気晴らしに続けていたある日、相談に現れたのは、大学時代からの親友で共同経営者の熊谷。「同僚を好きになった」と打ち明ける彼の想い人は、どう考えても迅自身で……。正体を明かせないまま続く恋の相談の行方を描く、親友同士のラブストーリーです。

基本情報

著者鳩村衣杏
発売日2014/01/01
ページ数221ページ
評価 4.4
スコア86

口コミ

良い点
  • 筆談でぶっきらぼうに答える青井さんのキャラクターが魅力的で、その言葉がやがて迅自身に返ってくる展開が良かったという声が多くありました。
  • 親友で相棒でもある相手からの想いに真剣に悩み、自分の言動を振り返る迅の誠実さに好感が持てると評判です。シェアハウス時代の思い出や大家のおばあさんのエピソードにほろりとしたという感想もあります。
  • 仕事の描写がしっかりしていて、働く大人の男性同士の関係を丁寧に描いた、ただの恋愛ものに終わらない作品だと好評です。
悪い点
  • 着ぐるみの設定からコメディを想像するとシリアス寄りで、甘い場面が少なく結末もあっさりしていて物足りないという意見がありました。
  • 悩み始めてからの迅が湿っぽく感じた、恋愛部分が物語から浮いているという声もあります。

八木沼酒店にロマンスは売っているか? (鳩村衣杏)

ポイント 下町の商店街と日本酒、天然な主人公が愛おしいと評判

早期退職した元会社員が新生活の場に選んだのは、商店街にある八木沼酒店の二階だった。本来は女性限定の物件で、家主の八木沼はゲイ、しかも好みは生真面目な眼鏡の会社員だと聞いて警戒するが、商店街の行事や店の手伝いに関わるうちに、彼の役に立ちたいという気持ちが芽生えていく。酒が飲めない彼が、日本酒と、そして恋に向き合おうとした矢先、八木沼は彼を元いた場所へ帰そうとしているようで……。間借りから始まる、ほろ酔いのラブストーリーです。

基本情報

著者鳩村衣杏
発売日2014/05/01
ページ数286ページ
評価 4.6
スコア84
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 生真面目で馬鹿正直なのに天然で、受け答えが少しずれている主人公に笑わされ、かわいくてたまらないという声が多くありました。強面に見えて気配り上手な八木沼との掛け合いも好評です。
  • 下町情緒あふれる商店街の人々が温かく、日本酒の知識や商店街を盛り上げる仕事の描写と恋愛のバランスが絶妙だと評判です。読み終えたら日本酒が飲みたくなったという意見もありました。
  • 最後のやりとりでタイトルに込められた意味に気づく仕掛けが見事だと好評です。
悪い点
  • 山あり谷ありの展開を好む人には物足りない、恋愛ものとしてもう一ひねり欲しかったという意見があります。
  • 挿絵はきれいだが作品のイメージとは少し違った、利き酒の場面は好きになれなかったという声もありました。

両手に美男 (鳩村衣杏)

ポイント 最後までどちらを選ぶかわからない、正反対の二人との三角関係

仕事よりプライベートを大切にし、恋人を探していた会社員の来実。かつての親友・榊原に紹介されたフリーライターの弓削にひと目で惹かれるが、それを打ち明けたとたん、榊原から「お前を失いたくない」と告白されてしまう。さらに弓削からも本気の想いを向けられて……。正反対の魅力を持つ二人の男に揺れる、三角関係のラブストーリーです。

基本情報

著者鳩村衣杏
発売日2012/04/01
ページ数253ページ
評価 4.4
スコア84
DMMブックス 初回購入90%OFFクーポン

口コミ

良い点
  • 最後までどちらと結ばれるかわからないドキドキ感が楽しく、二人ともいい男なので選べないという声が多くありました。
  • 思慮深い榊原と情熱的な弓削という、見た目と中身が逆のギャップが面白いと好評です。地に足のついた主人公の考え方にも共感が集まっています。
  • 主人公が手がける米粉パンの仕事の話もおいしそうで楽しめたという感想もありました。
悪い点
  • 決着後の展開があっさりしていて、選ばれなかった方の引き際も拍子抜けだったという意見がありました。
  • 相手役二人に場面が分散し、ぐっとくる山場が少ないと感じた人もいます。

はじめての一冊は

心に残る一冊なら『いまさら愛など語れない』、気軽に笑いたいなら『八木沼酒店にロマンスは売っているか?』がおすすめです。

そのほかの掲載作品

読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。

仕事が舞台の作品はお仕事BL特集にまとめています。

この記事を書いた人

九条 紫苑BL・TL小説コンシェルジュ

良い点・気になる点は、読んだ方の感想をもとにまとめています。感想がまだ少ない作品は、無理に埋めずそのままにしています。

運営者とサイトの方針について →
もくじ