愛の謎が解けたとき
料理ひと筋に生きてきた料亭の板前頭・谷元彦。近ごろ店を訪れる美貌の青年から、なぜか目が離せない。彼はIT系ベンチャーを急成長させた実業家・北村啓一で、料亭の一室を代議士との密会に使っていた。料理以外に心を動かされたことのなかった谷は、北村のことをもっと知りたいという抑えきれない衝動に駆られて……。物騒な出来事を経ながら、複雑な内面を抱える彼に近づいていく物語です。
基本情報
| 著者 | 斉藤まひる |
|---|---|
| 発売日 | 2010/08/01 |
| ページ数 | 221ページ |
| 評価 | 3.6 |
| スコア | 79 |
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口コミ
良い点
- 殺伐とした導入から先の読めない不安定な展開が続き、潔い文体と相まって新鮮だったという声が多くありました。
- 二つの顔を持つ北村が少しずつ谷に心を開き、すべてを受け止めようとする谷を応援したくなると好評です。甘すぎない二人の関係の変化にときめいたという感想もあります。
悪い点
- 巻末の後日談で主人公の名前がほぼ全部誤って印刷されており、別人の話かと思って興ざめしたという意見が多くありました。
- 大人になりきれない受けと、それを放っておけない攻めの心理に共感できず、冷めた目で読んでしまったという声もあります。
