八木沼酒店にロマンスは売っているか?
早期退職した元会社員が新生活の場に選んだのは、商店街にある八木沼酒店の二階だった。本来は女性限定の物件で、家主の八木沼はゲイ、しかも好みは生真面目な眼鏡の会社員だと聞いて警戒するが、商店街の行事や店の手伝いに関わるうちに、彼の役に立ちたいという気持ちが芽生えていく。酒が飲めない彼が、日本酒と、そして恋に向き合おうとした矢先、八木沼は彼を元いた場所へ帰そうとしているようで……。間借りから始まる、ほろ酔いのラブストーリーです。
基本情報
| 著者 | 鳩村衣杏 |
|---|---|
| 発売日 | 2014/05/01 |
| ページ数 | 286ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 生真面目で馬鹿正直なのに天然で、受け答えが少しずれている主人公に笑わされ、かわいくてたまらないという声が多くありました。強面に見えて気配り上手な八木沼との掛け合いも好評です。
- 下町情緒あふれる商店街の人々が温かく、日本酒の知識や商店街を盛り上げる仕事の描写と恋愛のバランスが絶妙だと評判です。読み終えたら日本酒が飲みたくなったという意見もありました。
- 最後のやりとりでタイトルに込められた意味に気づく仕掛けが見事だと好評です。
悪い点
- 山あり谷ありの展開を好む人には物足りない、恋愛ものとしてもう一ひねり欲しかったという意見があります。
- 挿絵はきれいだが作品のイメージとは少し違った、利き酒の場面は好きになれなかったという声もありました。
