月の欠片
交通事故で意識を失っていた主人公が目を覚ますと、八年もの月日が流れていた。周りの景色も家族の暮らしもすっかり変わったなか、そばにいてくれたのは見覚えのない青年・英俊。事故のときに同じ車に乗っていた彼は、退院後も毎日のように訪れて世話を焼いてくれる。なぜここまで尽くしてくれるのか戸惑いながらも、その存在に救われていくが……。長い時間をかけた想いを描く物語です。
基本情報
| 著者 | 佐々木禎子 |
|---|---|
| 発売日 | 2013/06/01 |
| ページ数 | 285ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 80 |
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口コミ
良い点
- 目覚めを信じて八年間そばで待ち続けた英俊の一途な想いが切なく、胸を締めつけられたという声が多くありました。童話『星の王子さま』を効果的に使った場面も印象的だと評判です。
- 取り残された主人公の戸惑いや、家族の気持ち、体の回復までが丁寧に描かれ、自分のことのように感情移入したと好評です。二人の未来が見える結末で読後感も温かいそうです。
悪い点
- テンポが淡々としていて盛り上がりに欠けた、終盤に唐突に現れる女性キャラクターの絡む展開が取ってつけたようだったという意見がありました。
- 恋に変わっていく過程がふわふわしていて、納得しきれなかったという声もあります。
