そして世界は色づいた
ひとりの夜を過ごさずにすむ深夜のコンビニバイトは、佐藤あきらにとって楽園のような時間だ。ある晩、あきらは脇腹から血を流してうずくまる常連客を見つける。いつもコートに黒いサングラス、どう見ても堅気には見えないその男は、自分の傷を自分で縫ってしまうような危うい人物だった。放っておけずに連れ帰ったあきらは、そのまま男に強引に関係を迫られてしまい……。殺し屋と平凡な青年の、住む世界の違う二人の恋を描く物語です。
基本情報
| 著者 | 橘りたか |
|---|---|
| 発売日 | 2011/03/01 |
| ページ数 | 206ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 84 |
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口コミ
良い点
- 軽妙な一人称の語り口でテンポよく進み、重い設定でも暗くなりすぎず一気に読めたという声が多くありました。色をモチーフにした章立てなど構成の凝り方も評判で、読み終えてタイトルに納得したという感想があります。
- 人に慣れない男が少しずつあきらに心を開き、人間らしくなっていく過程にときめいたという声が目立ちます。危険な目にあっても揺らがないあきらのまっとうな感覚や、オカマの雇い主クルミをはじめとする脇役たちの個性も好評です。
悪い点
- 殺し屋と一般人という設定自体はありがちで、展開に新鮮味がないという意見がありました。受け視点のため男の心情がつかみにくい、挿絵の男がイメージと違ったという声もあります。
