飼い主はなつかない
人づきあいが苦手で、唯一の友達は部屋で飼っているハツカネズミ。臨床検査技師の浅井夏生は、人の周りに色つきのオーラが見える特殊な体質のせいで、他人と距離を置いて生きてきた。そんな彼が仕事帰りに通うレストランで出会ったのは、金色に輝くオーラを持つアルバイトの佐倉哲志。生活力のない夏生を放っておけないと、佐倉は部屋に通っては甲斐甲斐しく世話を焼きはじめて……。人嫌いの青年が少しずつ心を開いていく物語です。
基本情報
| 著者 | 菱沢九月 |
|---|---|
| 発売日 | 2010/09/01 |
| ページ数 | 361ページ |
| 評価 | 4.3 |
| スコア | 83 |
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口コミ
良い点
- 人の心をオーラの色で表す設定が新鮮で、色が混じり合う描写が美しいという声が多くありました。ハツカネズミをめぐる場面で泣いてしまったという意見もあります。
- 他人に関心のなかった夏生が、佐倉の寛容さに触れて少しずつ変わっていく過程が丁寧に描かれていると好評です。生活力ゼロの夏生と世話焼きの佐倉の組み合わせも評判です。
- 分厚い本なのに淡々とした文章で読みやすく、続編に登場する菊池との歯に衣着せぬ掛け合いも面白いという声がありました。
悪い点
- 佐倉が懐が深すぎる、できすぎた人物で現実味に欠けるという声が多くありました。
- スピリチュアルな設定にのめり込めなかった、途中で少し間延びしたという意見もあります。
