椿ゆずさんは、ルビー文庫で作品を発表しているBL作家です。
口コミでは、逆境でもめげない前向きな受けと、その受けに少しずつ心を開いて溺愛するようになる攻めの変化が評判です。
口コミから見える作風
めげない受けが主役
口は悪くても逆境に負けない受けや、傷を抱えながら気丈に生きる受けなど、芯の強い主人公が多く、読んでいて爽快だという声が目立ちます。
攻めの変化を楽しむ
最初は傲慢だったり心を閉ざしていたりする攻めが、受けと関わるうちに溺愛する相手へと変わっていきます。
序盤の攻めの態度がきついという声もありますが、そこからの変わりようが見どころです。
オメガバースと獣人もの
オメガの国とアルファの国の対立や、獣人の公爵家など、設定を物語にしっかり絡めた作品が多く、王道を気軽に楽しめると評判です。
おすすめの作品
冷酷アルファ王子と不屈のオメガ妃殿下 (椿ゆず)
ポイント 嫌いから始まる結婚。かっこいい受けが爽快と評判
オメガが治める国の公子アキトは、流行する奇病の薬を求めて、オメガを蔑むアルファの王国へ乗り込む。そこで出会った美しく傲慢な王子リークは、薬の対価に夜伽を命じるが、アキトが一度も発情したことがないと知るや国へ追い返してしまう。やがて王位継承の重圧に苦しむリークと再会したアキトが思わず叱りつけると、「貴様はこれから余のものになるのだ」と妃になるよう迫られて……。嫌いから始まる結婚を描くオメガバースです。
基本情報
| 著者 | 椿ゆず |
|---|---|
| 発売日 | 2021/08/01 |
| ページ数 | 236ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 口は悪いけれど逆境でもめげない不屈の受けアキトが、かっこよくて爽快だと好評です。周りを明るく変えていく人たらしぶりに惹かれたという声が多くありました。
- 最初は傲慢だったリークが、王位の重圧や弱さを見せながら少しずつ溺愛する夫へ変わっていく過程が楽しいと評判です。オメガの国とアルファの国という設定を奇病と絡めた物語も面白いという声がありました。
- テンポがよく、BLやオメガバースに慣れていない人でも読みやすいという意見があります。ラブコメ調から感動の展開になり涙が出たという声もありました。
- 序盤のリークの態度があまりにひどく、靴を舐めさせる場面などで途中でやめそうになったという声がありました。終盤まで妃を「貴様」と呼ぶのが気になったという意見も目立ちます。
- アキトの言葉遣いが現代の若者のようで、ファンタジーらしさが薄れてしまうという意見もあります。
アルファ嫌いのオメガ令息が寡黙な騎士に溺愛されるまで (椿ゆず)
ポイント 誠実に尽くす寡黙な騎士と、ほだされていく令息
オメガであることを隠して生きる侯爵家の子息アランは、ある事件をきっかけにアルファ嫌いとなり、領地に引きこもっていた。息子を案じた父が派遣してきたのは、実直で寡黙なアルファの騎士ライナス。最初は拒絶するアランだったが、「仕事ぶりで決めてもらえませんか」という彼を試すことに。プライドの高いアルファでありながら、ライナスは誠実にアランに尽くす。そんななか、アランに執着する公爵の罠にはまり、発情を促す毒を飲まされてしまい……。
基本情報
| 著者 | 椿ゆず |
|---|---|
| 発売日 | 2024/01/01 |
| ページ数 | 223ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 82 |
口コミ
- どんな理不尽にも耐えて主に尽くす、寡黙で誠実な年下の騎士が魅力的だと評判です。想いが通じた途端に甘い言葉を囁くようになるギャップも楽しめます。
- 過去の傷を抱えながら気丈に生きる受けが、騎士にほだされていく過程が丁寧に描かれています。周りの使用人や領民がいい人ばかりなのも安心できるポイントです。
- 受けに執着する公爵との一件が、あっさり解決して拍子抜けだったという声がありました。
- 派手な展開はなく、しみじみとした落ち着いたお話です。
溺愛鷹公爵と愛され猫 (椿ゆず)
ポイント 獣人たちのシンデレラストーリー。屋敷の人々も温かい
不吉とされる虹色の瞳を持ち、孤独に生きてきたネコ科獣人のルカ。居場所を与えてくれたタイガー公爵の役に立ちたい一心で、放蕩者と噂されるタカ獣人の公爵リアムの屋敷に使用人として潜り込む。ところがリアムは、ルカの瞳を美しいと褒め、「可愛い子猫」と呼んで大事にしてくれた。彼が抱える過去の傷を知るほど惹かれていくルカだったが……。獣人たちのシンデレラストーリーです。
基本情報
| 著者 | 椿ゆず |
|---|---|
| 発売日 | 2022/10/01 |
| ページ数 | 239ページ |
| 評価 | 4.2 |
| スコア | 81 |
口コミ
- 健気なルカがリアムの屋敷の人々に愛され、自信を取り戻していく姿が良かったという声が多くありました。猫族の執事セバスチャンとマタタビ入りジンジャーエールで乾杯する場面が可愛いと好評です。
- 飄々とした人たらしのリアムに戦のトラウマがあるというギャップが魅力的だと評判です。わかりやすく可愛らしいお話で、イラストに惹かれて手に取ったという意見もありました。
- 先の展開が読めてしまう、悪役も小粒で前作ほどの個性は感じなかったという声がありました。
- 番外編でリアムの過去をルカに暴露する悪友たちが不快だった、リアムが急に本気になる理由がわかりにくいという意見もあります。
はじめての一冊は
まずは口コミでも評判の高い『冷酷アルファ王子と不屈のオメガ妃殿下』から。
穏やかな話が好きなら『アルファ嫌いのオメガ令息が寡黙な騎士に溺愛されるまで』もどうぞ。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
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