白石さよさんは、オパール文庫やガブリエラブックスで、現代のオフィスを舞台にした大人の恋を書いているTL作家です。
口コミでは「言葉選びが素敵」「読後に必ず何かが心に残る」という声が多く、作家買いしているファンの多い作家です。
口コミから見える作風
仕事の描写に厚みがある
ファッション業界や企業買収など、仕事の厳しさや緊張感までしっかり描かれ、「ほかのTL作品とは違う厚みがある」「テレビドラマのよう」と評されます。
切ない両片想いとすれ違い
惹かれ合う二人が、立場や思いやりのせいで離れてしまい、それでもヒーローが迎えに来る――という切ない展開が持ち味です。
「ハッピーエンドとわかっていても泣いてしまう」という声がありました。
芯のあるヒロイン
控えめでも自分をしっかり持ち、愛する人のために自分で決断できるヒロインが多く描かれます。
気になる点として
口コミでは、作品によって展開のパターンが似ていると感じる人もいるようです。
立て続けに読むより、少し間をあけて読むのもおすすめです。
おすすめの作品
今夜だけ、瞳を閉じて (白石さよ)
ポイント ファッション業界を舞台にした、仕事の緊張感まで味わえる一冊
アパレル商社の副社長・久遠千咲には、ずっと胸に秘めてきた想いがある。相手は、長年のライバル企業・真山の副社長で幼なじみの宏隆。親同士の確執から距離を置くしかなかった二人は、会えば軽口を叩き合う微妙な関係のまま大人になった。やがて会社の生き残りをかけた企業合併と、望まない政略結婚が千咲に迫る。出張先のベネチアで過ごした、たった一夜の奇跡。夜が明ければ元の場所へ戻る二人の、切なくて甘くて苦い、現代版ロミオとジュリエット。
基本情報
| 著者 | 白石さよ |
|---|---|
| 発売日 | 2025/08/22 |
| ページ数 | 270ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
口コミ
- 恋愛だけでなく、ファッション業界での仕事の厳しさや緊張感までしっかり描かれていて、ほかのTL作品とは違う厚みがあります。男性社会の中で奮闘するヒロインの姿にも、思わず感情移入しました。
- 想いを押し殺して会社のために決断しようとするヒロインが切なく、ベネチアでの一夜は胸が締めつけられるほど美しい場面でした。心理描写が繊細で、大人の恋のもどかしさをじっくり味わえます。
- 最後の最後に助けに来るヒーローが格好よく、自然体の告白の場面は何度でも読み返したくなりました。ヒーローを支える部下の捨て身の行動も見どころです。
- ヒロインの父親の判断ミスや頑固さにストレスがたまり、ヒーローの助けが入るまでずっとヤキモキさせられました。脇役の行動の理由が見えにくい場面もあります。
- 二人が結ばれてからのいちゃいちゃは終盤に少しだけで、結末もやや駆け足に感じました。もっと二人の甘い時間を読みたかったです。
Perfume敏腕上司と溺れる恋 (白石さよ)
ポイント 厳しい上司との仮の恋。香水が彩る大人のラブストーリー
ストイックで厳しいと思っていた上司の乃木から、仮の恋人になることを提案された知紗。「ずっとお前が欲しかった」――二人きりになると大人の色香をまとう彼に甘くささやかれ、胸の高鳴りが止まらない。嘘から始まった関係のはずが、心は彼を求めていき……。香水が彩る、大人のオフィスラブ。
基本情報
| 著者 | 白石さよ |
|---|---|
| 発売日 | 2021/04/01 |
| ページ数 | 298ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 厳しいけれど頼れる上司と、彼に鍛えられて自信をつけていくヒロインの関係が素敵だという声がとても多くありました。
- 香りにまつわる描写が仕事にも恋愛にも生かされ、上海やヨーロッパの情景も美しいと評判です。愛しているからこそ自分から離れる決断をするヒロインの強さに泣いたという感想もあります。
- 企業買収の話が絡んでからの、二人が離れる理由がわかりにくいという声がありました。
- 作者のほかの作品と展開のパターンが似ている、悪役へのざまぁが描かれないという意見もあります。
罪深く、君に溺れる社長と秘書の再会愛 (白石さよ)
ポイント 十歳差の社長と秘書、長い両片想いの再会愛
秘書として働く美葉は、大学時代に出会った憧れの人・貴範と、新社長と秘書として再会する。けれど彼は、美葉が自分の弟と深い仲だと誤解していて、彼女に冷たい。冷淡な態度の中に時折感じる優しさに、美葉の心は乱れる。一度だけと願って結ばれた、束の間の幸せのつもりだったのに――。すれ違った心が重なる、両片想いの再会愛。
基本情報
| 著者 | 白石さよ |
|---|---|
| 発売日 | 2024/04/26 |
| ページ数 | 293ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 86 |
口コミ
- 社長と秘書、十歳差の長い両片想いがとても好みで、一気に読んだという声が多くありました。家族を支えてきた芯のあるヒロインを応援したくなります。
- 寡黙なのに甘さがあふれるヒーローが魅力です。ヒロインの住むアパートのオーナーになっていたなど、重たい一面も楽しいと評判です。
- 社長と秘書の定番の組み合わせで、展開に目新しさは少ないという声がありました。
- 作者の他の作品と比べて、仕事の場面が少なく物足りないという意見もあります。
青山課長は優しくない 御曹司は眠り姫に2度恋をする (白石さよ)
ポイント 初恋の人が上司に。コミカルさもある両片想い
大手インテリア会社に勤める真雪は、学生時代に友人の兄に失恋したことがきっかけで、恋ができなくなった干物女子。ある日、そのトラウマの原因である初恋の人・享祐と再会し、彼が直属の上司になる。自分にだけは尊大なのに、ふいに優しさを見せる享祐に、真雪の恋心は呼び戻されてしまう。不毛な恋から前に進もうと決意した真雪だったが、それを知った享祐が「なら俺が教えてやる」と迫ってきて!? 不遜な次期社長と跡取り娘の、すれ違う両片想い。
基本情報
| 著者 | 白石さよ |
|---|---|
| 発売日 | 2021/03/30 |
| ページ数 | 283ページ |
| 評価 | 4.4 |
| スコア | 87 |
口コミ
- 昔から両片想いだった二人が、素直になれずにすれ違う切なさに泣けたという声が多くありました。
- ヒロインにだけは完璧でいられないヒーローが可愛く、ヒーロー側の視点でその必死さがよくわかると評判です。仕事の場面もリアルです。
- 作者のほかの作品と比べると、物語の深みが物足りないという声がありました。
- 学生時代のヒーローの態度がひどすぎる、恋愛の場面はあっさりめだという意見もあります。
はじめての一冊は
切ない大人の恋を味わいたいなら『Perfume敏腕上司と溺れる恋』、仕事の描写を楽しみたいなら『今夜だけ、瞳を閉じて』がおすすめです。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
オフィスが舞台の作品はオフィスラブTL小説のおすすめにもまとめています。
