佐竹笙さんは、ルビー文庫で作品を発表しているBL作家です。
有翼人種や竜など独自の設定をもつファンタジーが多く、口コミでは「設定がくわしくて楽しい」「攻めの一途さと包容力が良い」という声がよく見られます。
口コミから見える作風
独自の設定と世界観
有翼人種ベルクトの羽繕いを親密な行為として描く工夫や、竜の背に乗って空を飛ぶ場面の迫力など、作り込まれた世界観が評判です。
うっとりする竜たちが可愛いという感想もありました。
受けを支える一途な攻め
気持ちが通じ合うまで待ちながら支え続ける騎士や、受けの素直な褒め言葉に骨抜きにされるクールな隊長など、攻めの一途さとギャップが好評です。
事件と仕事の読み応え
騎士団の汚職事件の解決や、前王暗殺の真相を追って奸臣を排除していく宮廷ものなど、恋愛以外の読み応えも評判です。
攻めの態度の変わりようがきつい、最後が駆け足だという声もあります。
おすすめの作品
有翼の騎士の一途な求愛 (佐竹笙)
ポイント 父を見返したい文官と、気持ちが通じるまで待ってくれる有翼の騎士
父を見返すため、有翼人種ベルクトだけで構成された騎士団に内務官として赴任したレフ。騎士団の拠点〈鷹の巣〉で手荒い洗礼を受け、空中に放り出されたところを騎士ゼインに助けられる。式典での公開演技を成功させるため、騎士団の規律を取り戻したいレフに、ゼインは協力する代わりにと熱烈に口説いてきて……。「強がりなところがかわいい」とささやく一途な騎士に、頑なだったレフの心も揺れはじめる。有翼の騎士と文官の恋を描くファンタジーです。
基本情報
| 著者 | 佐竹笙 |
|---|---|
| 発売日 | 2021/11/01 |
| ページ数 | 239ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 90 |
口コミ
- 有翼人種ベルクトの設定がくわしく、羽繕いが親密な行為として描かれるなど独自の工夫が楽しいという声が多くありました。個性豊かな鳥人の騎士たちも魅力的だと評判です。
- レフを「ツバメちゃん」と呼び、気持ちが通じ合うまで待ちながら支え続けるゼインの包容力が好評です。「見返してやると思わなくなった時が本当に勝った時」という言葉に胸を打たれたという声がありました。
- 気が強くて努力家のレフが騎士団の信頼を集めていく過程や、汚職をめぐる事件の解決も面白いと評判です。秋吉しまさんの挿絵が美しいという声も多くありました。
- 序盤のゼインが軽い男に見えて不安だったという声がありました。レフの父親への報いが足りない、もっと続きが読みたいという意見もあります。
竜騎士は最愛を捧げる (佐竹笙)
ポイント 竜を惹きつける一族の青年と竜騎士の隊長。切ないすれ違いの先に
竜を惹きつける匂いを持つために「竜殺し」と呼ばれる一族に生まれたリク。病に倒れた母を救うため竜狩りに手を貸すが、傷つく竜の姿に耐えられず、竜を逃がして竜の国へ助けを求めに行く。そこで出会ったのは、騎士団の隊長アルヴィン。孤独と後悔に涙するリクを優しく受け止めてくれた彼に、リクは自分の出自を打ち明けられないまま故郷へ戻ることになり……。孤高の竜騎士と心優しい青年のファンタジーラブです。
基本情報
| 著者 | 佐竹笙 |
|---|---|
| 発売日 | 2020/02/01 |
| ページ数 | 233ページ |
| 評価 | 4.5 |
| スコア | 88 |
口コミ
- クールに見えて、リクの香りや素直な褒め言葉にたびたび骨抜きにされるアルヴィンのギャップが面白いという声が多くありました。健気で素朴なリクも可愛いと好評です。
- 作り込まれた世界観と、竜の背に乗って飛ぶ場面や戦いの迫力が評判です。「ふぁ」とうっとりする竜たちが可愛いという感想も目立ちます。
- 途中の切ないすれ違いを経て、しっかりハッピーエンドになるのが良いという声があります。八千代先生のイラストも好評です。
- リクの出自を知ったアルヴィンの手のひら返しがきつい、竜の国がリクの一族にしてきた扱いに納得できずすっきりしないという意見が多くありました。
- 後半は謎解きの説明が多く、少し失速したと感じる声もあります。
放蕩な王の予期せぬ純愛 (佐竹笙)
ポイント 遊び人を装う新王と真面目な文官が、前王暗殺の真相を追う宮廷もの
王城の閑職に就く文官ユンは、昔から苦手意識を抱いていた新王ザイに、突然王専用の庭の管理を任される。理由は「顔が好みだったから」。放蕩にふける彼への複雑な思いがよみがえるが、ザイは急死した兄王が暗殺されたのではと疑っており、ユンにひそかな調査を頼んでくる。兄と同じように王城にはびこる奸臣を一掃したいというザイの本心を知り、ユンは次第に惹かれていくが……。遊び人を装う王と真面目な文官の、中華風の宮廷BLです。
基本情報
| 著者 | 佐竹笙 |
|---|---|
| 発売日 | 2025/12/01 |
| ページ数 | 231ページ |
| 評価 | 4.6 |
| スコア | 83 |
口コミ
- 前王暗殺の真相を追い、奸臣を排除していく過程に読み応えがあり、お仕事BLとしても爽快だという声が多くありました。
- 不器用でずれていて優しい受けや、王を支える部下のウェイなど脇役も魅力的だと好評です。母親への複雑な思いを抱えた二人が互いの存在で癒やされていく心の描写も評判です。
- 攻めの放蕩ぶりが好みに合わなかったという声が多くありました。
- 思わせぶりな人物が出てくるわりに事件が起きず、最後が駆け足だという意見もあります。
はじめての一冊は
はじめてなら、口コミの多い『有翼の騎士の一途な求愛』からどうぞ。
有翼人種の騎士団という設定と、騎士ゼインの包容力を一緒に楽しめます。
そのほかの掲載作品
読者の評価とレビュー件数をもとにしたスコアの順に並べています。
騎士が登場する物語は騎士BL特集、宮廷が舞台の作品は中華・後宮・宮廷もの特集にもまとめています。
